68000のバスインターフェイスの大きな特徴は、非同期式インターフェイスである。この非同期式インターフェイスは、バスク
ロックを持たない。そのかわりバスサイクルの終了はI/O側からの応答信号(DTACKバー、Data Transfer Ac
knowledge)によって行われる。この方式は多少の回路の増大はあるものの、システムの融通性が増すので、16ビットシス
テムとしては適切なものである。68000は、更に同期式インターフェイスモードに切り替えて従来よりも開発されている。8ビッ
ト周辺LSIをも接続できる。8ビット周辺LSIは16ビットシステムにおいても重要なI/O機器を接続可能にする。