MPU

 1.VIPC310の構造描写

 VIPC310は、基準寸法のI/O構成成分の種のIPの一部である。IPキャリアとしてVIPC310は機械的な支援と、電
気的な接合を、2つシングルハイトIPか、1つのダブルハイトIPに供給する。VIPC310の外観図は、次ページ図1である。
インプット/アウトプット、メモリ、割り込みの働きを持つ。ボード上でのバッテリーによるバック アップが可能である。

 VIPC310は、3U(シングルハイト)の要素によってVMEbus Specification C.1(IEFFにより
、P1014/D1.2または、IEC821busとしても知られている。)と結合する。IPキャリアは、DMAボードや、68
020処理装置を乗せると(6U(ダブルハイト)でも可)様々な機能を利用できる。IPキャリアは、他の標準的なIndustr
ybusでの利用もできる。

 VIPC310は、IP Logicの接合方法に従う。IPは互いに、VIPC310の前面を通って50ピンのフラットケーブ
ルによって接合される。二つのIPは、”A”及び”B”と名付けられている。インターフェイスの接合は、基準寸法で、ケーブルで
つながれたシステムであれば、IPキャリア上にディレクトリを添え付けられる。接合ケーブルは、VMEのシャーシから、VIPC
310を動かさずに、差し込み、引き抜きができる。IPは、I/Oからの信号に依らずに、ON/OFFができる。

 どんなときでも、IPは、グリーンフロントパネルの指示器が点灯していれば、VMEbusから、アクセスされる。二つの表示器
があり、一つづつ、相

互のIPに用いられる。どのアクセスに対しても、活動の指示を明確にする為に、一つ又は複数の関係のあるLEDを点灯させる(約
三分の一秒間)。

 ボード上のリチウムバッテリは、こういった機能を利用するIPの為のバックアップ用として 用いられる。尚、バッテリは、VM
Ebus+5又は、STDBYラインかを選択して使用できる。通常、バッテリの補佐作用は、スティックRAMと、日時計に使用さ
れる。

 IPのI/Oは、VMEbusA16/D16空間中に位置する。使用者と、管理者のアクセスは共に、読み取り、修正、書き込み
(テスト/セット)の作業を受ける。相互のIP上にあるI/O空間 は、IPの詳細書によって、16ビットのワードが64個と決
められている。相互のIPが、64語を占有するPROMの搭載ができる。こうして、二つのIPのA及びBは、Short I/O
空間のVMEbusシステムの64[KB]中、512バイトを占有する。

 割り込みは、全面的に、指示を受ける。相互のIPは、二つに分割された割り込み要求により、動作を行う。VIPC310は、V
MEbusのIRQ1,3,4,6の支援をする。割込み要求を受けた相互のIPは、自身に8ビットのVECTORを供給しなけれ
ばならない。このVECTORは、VMEbusに受け取りを知らせるサイクルで、割込みバス間に供給される。

 VIPC310は、VMEbusBERRの操作を受けない。ソフトウェア上の、意味の無いアクセスは動作していないCPUボー
ド上の停止回路バスによって、停止される。

 パワーアップ、パワーダウン、バスリセット関数は、全面的にサポートされている。

 VIPC310は、5、12、ー12[v]の電源をLC piフィルタを通して、相互のIPに供給する。これは、精密なディジ
タル作用とともに、アナログの使用を可能にしている。


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