1997.7.23 山口知子 作成

MPUボードの調査記録


この記録は、本MIRSでMPUボードとして用いるVSBC−1の調査したものを示す。


CPU: MC68HC000 (12.5MHz/16.7MHz)
ROM: 64〜512kB
RAM: 128〜1024kB

Real−time Clock(RTC)(DP8573)

        12/24時間時計、曜日カウンター、アラーム、タイマ割り込みが行える。

Watchdoc (MAX691)

        400msecごとに信号を送られてこないと、異常が発生したとしてシステムリセットを行う。

Serial I/O (68562DUSCC)

        ポートA、ポートBの2つのポートが使える。本MIRSではRS232Cを使いパソコンなどと通信を行う。

Parallel I/O (MC68230)

        PI/Tを搭載する。16のパラレルI/Oライン(8bit×2ports)と4つのハンドシェークラインをもつ。そして24bitのタイマ/カウンターをもつ。  これにより、ハードウェア割り込み、タイマ割り込み等が行える。

Interrupt

        7levelの割り込みが可能(IRQ1〜IRQ7)システムが設定しているオートベクタ
          Abort switch  Level 7 
          ACFAIL        Level 7
          RTC/TICK      Level 6
          DUSCC         Level 5
          SYSFAIL       Level 4
          PI/T          Level 3
          SCSI          Level 2

Clock

        CPU クロック   ×1
        システムクロック   ×1
        RTC クロック   ×1
        DUSCC クロック ×1

VMEbus

        インターフェイス: A16:D16/D8 MASTER
        コネクタ    : DIN41612 C型 96pin P1コネクタ

Power

        通常
         DC 5V(±5%),750mA
        RS232Cを使用するとき
         DC ±12V 100mA
        RAM,RTC バックアップ用の電源
         リチウム電池 800mAh (on-board Battery)

Temperature ranges(使用温度範囲)

        動作時
           0℃〜 +70℃(標準)
         −25℃〜 +85℃(拡張)
              −55℃〜+125℃(軍事用)
         ※+85℃以上ではバッテリーをはずす。
        保存時
         −55℃〜 +85℃

VSBC−1のブロック図

メモリマップ




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