用語解説

用語解説

用語の解説です
UNDO
 作業を一つ前に戻す。間違えた作業をしてしまったとき
 などに使う。REDOはその反対。

オフセット
 基準となる線から、設定した間隔で平行な線を引く。
 基板の外形加工線を引くときなどに用いる。

外形加工線
 基板のいちばん外側、つまり外形を加工するための線。
 加工に使うドリルの太さを考慮して、設計したデータよりも
 外側に線を引く(オフセットする)必要がある。

仮想原点
 本来の原点とは別に、仮に設定した第二の原点。ある要素を
 基準としてデータを作成するときなどに設定すると良い。

カレント
 「使用している」ということ。つまり、カレントレイヤとは、
 現在使用している線で、カレント属とは、現在使用中の属のことである。

干渉
 要素と要素が重なったり交差したり、接触したりすること。
 配線や、輪郭線を抽出するときはこれに気をつける。

グリッド
 メモリのようなもの。点として表示されていて、自分でその
 間隔を設定できる。「サーチ」の「グリッド」とは、マウスで
 指定したときに、その指定したところに最も近いグリッドを
 選んで決定するモードのことである。

原寸
 拡大、縮小されている画面から、基本の大きさに戻して表示します。

原点
 データの基準となる点。キーボード入力で、座標を指定する
 ときなどに参考となる。

コーナーR
 角に丸みをつける。また、丸みの半径を指定することもできる。

再表示
 画面をリフレッシュする。線や点などを削除したときと同時に、
 重なっていたグリッドや、ほかの要素が消えてしまうことがある。
 別に削除されたわけではないが、その消えた部分をもう一度表示することである。

ズーム
 マウスにより指定した範囲を拡大して表示する。

ソート
 基板加工の時間短縮および、加工データを正確にカッティング
 するために行うために施しておく作業。


 要素の種類のことである。要素は、レイヤ・線幅で表わされ、
 「属変更」とは、これらの変更を行うことである。

データ
 作成した回路そのもの。広い意味を持っている。部品データ
 とは、部品を表わす回路そのものであり、要素もまたデータの一つである。

配線
 指定された2点間を、最短経路で配線する。

パターンデータ
 配線された回路をもとに加工機で削るために作成されたデータ。

ハッチング
 閉ループ(線・円弧で囲まれた状態)要素に対して、斜線を引く。

ピッチ  グリッド間隔のこと。これにより、グリッドの間隔を設定する。

フィルム(加工)
 

フォト
 一般にデータ作成に使用するレイヤ。画面では、「P・表」又は
 「P・裏」で表示される。「P」とは、"Photo"のPである。

フラッシュランド
 

フリー
 サーチモードの一つ。マウスや、座標で指定した位置そのものを使う。

分解
 呼び出した部品データを通常のデータに分解する。つまり、呼び出した
 部品データは、その部品単位でしか編集できないため、そういう場合に、
 データを細かい要素に分けるのである。

ベタ
 塗りつぶし。作業では、「ベタ」コマンドで補助レイヤをもとにして、
 パターンを作成する。「ベタ削」は、ベタの部分を削除する。

ポイント
 サーチモードの一つ。線と線の交点や、端点の位置を使う。また、円の中心
 も使うことができる。マウスで指定した場合、最も近い点を自動的に選ぶ。

メニュー
 コマンドの項目のことを言う。作業画面の「メニュー」とは、行っている
 コマンドが表示される部分である。

面取り
 線と線の交点に、設定した半径で丸みを作る。(設定した半径の弧で線と線を結ぶ)

モード
 座標認識(サーチ)の種類のこと。フリー、ポイント、グリッドの3つがある。

要素
 線、点、円、など、データを構成しているもの一つ一つのこと。

ライン
 線の種類の一つ。おもに、配線をあらわすのに使う線。

REDO
 UNDOを行ったときに、一つ先の作業に再び進むこと。
 UNDOとは逆の意味を持つ。

輪郭線
 もとになっている線より、設定した値だけ外側に線を引く。配線した回路
 (作成した回路)をもとに抽出することで、最終的に加工する輪郭線を引
 くことができる。

レイヤ
 一般に「線」のことをいう。これにはいろんな種類があり、ラインや加工線、
 補助線などがあり、それぞれに表と裏の区別がある。これらを、メニューから
 設定し、また加工線については太さも調節できる。


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