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ガーバー変換説明
ガーバー変換ソフトでは、ガーバーデータを図面データにもどします。
ガーバーデータとは、CADの図面データを数値データに置き換えたものです。
ここでは、DESIGN board/hybrid(古いCAD)で作成したデータを、プリント基板加工機で加工できるデータにする為に必要なソフトです。
模範操作
・古いCADで、回路を作成(古いCADの方が機能が充実している。)し、表示する。
・ガーバー変換するためのフロッピー(DOSフォーマットの1.44MB)に換える。
*これから保存するファイル名は、[表示している回路の名前].DBHなので、使用するフロッピーの中にこれと同じファイル名が無いようにする。
ガーバー変換ソフトを使用する際は、ガーバーデータを
・半田面データ
・部品面データ
・穴データ
・外形線データ
のそれぞれ別ファイルに分けて出力する必要がある。
4つの各データは全て、表示した回路の名前で保存されるので、1つ保存したら名前を変える必要がある。(名前を変えないと、全て上書きされてしまう。)
- 半田面データの出力
- ・(古い方のコンピューターで*以下Old)次のコマンドを入力。
- DSAVE1H OPAT +LAYER 0+GO -LN
- 注 .... オーPAT .... ゼロ+GO ....
- ・フロッピーに半田面データが保存されるのでファイル名を変更する。
- 注 Windowsのマシンで変更してもOK。
- 例:(基板の名前)0.DBH
- 注 名前は8文字以内、 Windowsのマシーンで
- 部品面データの出力(両面基板の場合のみ)
- ・(Old)次のコマンドを入力
- DSAVE1H OPAT +LAYER 1.2+GO -LN
- ・フロッピーに部品面データが保存されるのでファイル名を変更する。
- 例:(基板の名前)1.DBH
- 穴データの出力
- ・(Old)次のコマンドを入力
- DSAVE1H OPAT +LAYER 3.1+GO -LN
- ・フロッピーに穴データが保存されるのでファイル名を変更する。
- 例:(基板の名前)H.DBH
- 外形データの出力
- ・(Old)次のコマンドを入力
- DSAVE1H OPAT +GO LN
- ・フロッピーに外形データが保存されるのでファイル名を変更する。
- 例:(基板の名前)L.DBH
ここからは、Quick Gerberを使用します。
ガーバー変換プログラムを起動します。
まず、古いコンピュータでコマンドを入力した際に出力されたアパーチャリストを参考に、作図条件を確認します。(4枚分します。)
*ガーバー変換プログラムの条件設定の覧で確認します。
古いCADからの4つのデータが入ったフロッピーを入れます。
- ・作業環境の設定
- ・ファイル名入力
- 今から作成するファイル名を入力します。
- ・単位指定
- ・ワークサイズ設定
- 変換する前の画面サイズに合わせて、ワークサイズを決めます。
- X軸の長さを入力すると自動的にY軸の長さが設定されます。
- ・穴データ変換
- コマンドで[穴変換]-[穴変換]を選択します。
- 古いCADから出力した穴データのファイル名を入力します。
- ・パターンデータ変換
- コマンドで[フォト]-[P・表]を選択します。
- 古いCADから出力した半田面データのファイル名を入力します。
- *両面基盤の場合は、部品面データの変換もします。([フォト]-[P・裏])
- ・外形線データ変換
- コマンドで[フォト]-[外・表]を選択します。
- *両面基盤の場合は、[フォト]-[外・裏]
- 古いCADから出力した外形線データのファイル名を入力します。
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