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改訂記録
項 番 | 版 数 | 年月日 | 作 成 者 | 改 訂 内 容 |
1 | 初 版 | 95.3.8 | 海野 | |
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1.目的
本ドキュメントは,ロータリエンコーダボード初版(V94−PART−001,V94−PART−002,V94−CARD−*01)の作成法を明確にすることを目的とする。
2.適用範囲
本ドキュメントは,ロータリエンコーダボード初版(V94−PART−001,V94−PART−002,V94−CARD−*01)に対して適用する。
3.作成方法
以下の手順でロータリエンコーダボードを作成する。
i)基板を焼く
両面基板にパターンを焼き付け、エッチングする。パターンは、V94-CARD-401(パターンCADファイル)を用いる。エッチングが終わったら基板を正確な大きさに切る。特に基板の横幅は、いっぱいまでパターンが引かれているのでIC1及びディップスイッチのランドが削れるぐらいまで基板を削る事(図1の概観図で基板寸法を参照してください)。
ii)基板に穴を開ける
ドリルは0.8mmを用いる。但し基板の四隅にある大き目のランドはIndustryPackをI/Oボードに固定する時のねじ穴であるので2.5mmのドリルで穴を開ける。
iii)半田付け
部品を基板に乗せる前に、必ず基板の表と裏(部品面と半田面)を結ぶ作業をします。基板を部品面から見た時(パターンCADファイルでの、LAYER1)に、ランドが部品の足以外の所にあるものは、全て裏側の半田面と結びます。抵抗などの足の切った残りや被服をはいだ導線などを差し込み、両面を半田付けしてください。この作業は、全部で48ヶ所あります。結びおわったら、しっかりとつながっているかどうか、導通チェックをしてください。
基板を部品面から見た時(パターンCADファイルでの、LAYER1)にランドが部品の足の所にあるもの(R4、R5、R6、C4の4パーツ、5ヶ所)は、取り付けた部品の足の部品面側も半田付けします。
残りの部品も載せて、半田付けします。但し、IC4とIC5はPLDなので、ICソケットを取り付けてください。
iv)PLDを焼く
PLDの書き込みデータは、1つのICにつき1つのディレクトリを用意してあります。必要なディレクトリは、部品表から検索してください。
ディレクトリには、テキスト形式で論理式を記したソースファイル(拡張子:PDS)と、ソースファイルから作成したドキュメントファイル(拡張子:DOC)、PLDライタ用にコンパイルしたファイル(拡張子:JED)の3つのファイルがあります。これらをフロッピーディスクに読み出しPLDライタに読み込ませてPLDの焼き付けを行ってください。
PLDを焼いたら基板に載せて完成です。
4.改造
改造仕様書(V94−CARD−501)に従って改造すること。