V94−SPEC−010

ロータリエンコーダボード
検査仕様書

改訂記録
項 番版 数年月日 作 成 者  改 訂 内 容 
1初 版95.3.8海野
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1.目的
 本ドキュメントは,ロータリエンコーダボード初版(V94−PART−001,V94−PART−002,V94−CARD−x01)の検査法を明確にすることを目的とする。


2.適用範囲
 本ドキュメントは,ロータリエンコーダボード初版(V94−PART−001,V94−PART−002,V94−CARD−x01)に対して適用する。


3.検査方法

1)部品実装チェック
 部品表(V94−CARD−301)と基板実装図(OrCADファイル:V94−CARD−401)を元に、部品の取付位置、取付方向などをチェックする。

2)導通チェック
 ワイヤリングリストに従って、導通チェックを行う。ワイヤリングリストは、OrCADファイル(V94−CARD−201)の拡張子NETのファイルである。
 導通チェックに使用するテスターは、CMOS対応のものを用いること(ICに電流を流しすぎて壊すことがないようにする為)。
 GNDは基板の設計上、ロータリエンコーダ・ボード上では2つの島に分かれています(2つのGNDは、I/Oボード(VIPC310)内でつながっています)。コネクタJ3の1ピン、26ピン、IC5の11ピンの3ヶ所で1つの島、残りがもう一つの島になっています。ロータリエンコーダ・ボード単体では、2つの島をまたいでは導通しません。島の中だけで、導通チェックしてください。

3)TMPによる動作試験
 i)準備
 TMPによる試験の為には、ice、コンピュータ、ボード、センサ等を接続しなければなりません。I/Oボードとロータリエンコーダ・ボード、センサ類の取り付けにはロータリエンコーダ・ボード取扱い説明書(V94−SPEC−xxx)を参照してください。その他の接続は、TMPの使用法のドキュメントを参照してください。
 ii)動作試験
 TMPの指示に従ってカウンタのアップカウント、ダウンカウント、タッチセンサのON,OFF、割り込みの動作等の試験を行ってください。カウント値は、ロータリエンコーダにOME−200−2Tを用いた時、ロータリエンコーダ1回転で1440となることを目安にしてください。


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