基板改造仕様書作成規定
V94-SPEC-003
第1版 1994.12.22 長澤


 本仕様書は基板の改造にあたって作成する改造仕様書の作成について規定する.

  1. 基板にパターン切断,布線を施す際には必ず改造仕様書を作成しなければならない.

  2. 改造仕様書は次の項目からなる.

     (1).適用
     (2).赤字回路図
     (3).改造組立図
     (4).パターン切断図
     (5).布線表
     (6).追加部品表


  3. 各図面の書き方
     (1).適用
     この仕様書が適用される基板名称と仕様書番号及び版数を記入する.

     (2).赤字回路図
     この基板を作成したときに書いたオリジナルの回路図に切断箇所,追加接続線を赤字(ワープロ図面のときはオリジナルの回路図と区別できるように太線を用いる)で記入する.回路図は必ず基板を作成したときのものを使うこと(基板作成後に修正したものを使わない).

     (3).改造組立図
     改造に部品の変更,追加,穴開け等が伴う場合に作成する.CADで出力した実装図のコピーに赤字で記入する.

     (4).パターン切断図
     CADで出力したパターン図をコピーし切断箇所をX印で記入し,例のように風船を飛ばし番号を記入する.図面上に番号表を設け,対応する切断箇所と改造者と日付を記入する.3cm以上のパターンを切断する場合には必ず両端をカットする(反射防止のため).

     (5).布線表
     例のように布線箇所を実装図の部品番号とピン番号を用いて表わす.布線は部品のピンからピンへと行う様にすること.基板のパターンの途中から布線しないこと.やむを得ない理由でどうしても,パターンの途中から布線する必要があるときは場合布線図を作成しなければならない.

    図1.パターン切断図作成例

    6KB


    図2.布線表作成例
    項番 FROM TO 版数 作成者 日付 備考
    IC2.02 IC4.05  1 長澤 12/22
    削除(版数2)
    IC5.06  R5.01  〃  〃  〃
    C1.02 IC8.12  2 坪井 1/2


    改造布線表
    項番 FROM TO 版数 作成者 日付 備考











































































































































































































































    版数        月  日
    作成者


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