’94MIRS V−Project
基板詳細設計仕様書
(赤外線センサ周辺回路)
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初版作成者
水野
改訂記録
項 番 | 版 数 | 年月日 | 作 成 者 | 改 訂 内 容 |
1 |
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| 初版作成者 |
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目次
はじめに
1.使用素子
2.回路概略
3.基板製作上の注意
4.基板に関する登録物
4.1基板回路図(OrCADファイル)
4.2基板部品表
4.3基板パターン、実装図(パターンCADファイル)
4.4基板改造仕様書
4.5基板関連その他
はじめに
- 本詳細仕様設計書では基本設計仕様書で述べられた概略をうけて赤外線センサ周辺回路の詳 細を記述する。
- 使用素子
- 74LS123
- 単安定マルチバイブレータ
- IS1U60
- この素子はリモコン用の赤外線受光素子である。そのためパルス幅がリモコンのパルス幅の常識 を越えるようなものであると、素子がノイズと判断し素子内の比較器のスレッショルド電圧 をあげることにとり受光しなくなる。そこでfig.1.(a)のように周波数38[khz]の赤 外線を600[μs]おきに発信する。そうするとfig.1.(b)の波形を得る。
- 回路詳細
- 信号変調部
- 信号処理部の割込み信号発生部の原理はある時間Tのときの赤外線信号の状態とそ れからt[μS](68230のToutより出力されるCLKによる)後の赤外線信号の状態とを 比較し状態が変化していたときに割込み信号が発生するというものであるが信号を 発生させるのに74LS574を使用している関係上、IS1U60が赤外線受光時に一発パルスを出力するというのは好ましくない。そこで周辺回路で一発パルスを引き伸ばすことに より信号変調を行う。
- 一発パルスを伸ばす方法
- 74LS123はトリガパルスを入力することにより、抵抗とコンデンサで設定されたパルス幅(twQ) を出力し、さらに再トリガパルスを入力することによりパルス幅を伸ばすことができる。 そこで赤外線を38[khz]の周波数で600[μs]おきに送信することにより受光時には "H",非受光時には"L"を出力できるようになる。当然600[μs]という数字は設定パルス 幅より短くなっている。
コネクタピンアサイン
*→は周辺回路に入ってくる方向とする。
MOLEX 3PIN
NO. | 信号名 | 方向 | 内容 | 備考 |
1 | Vo | → | 赤外線受光信号 | 変調前 |
2 | GND | ← |
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3 | Vcc | ← |
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MOLEX 4PIN
NO. | 信号名 | 方向 | 内容 | 備考 |
1 | Si | ← | 赤外線受光信号 | 変調後 |
2 | Vcc | → |
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3 | Si+1 | → | 赤外線受光信号 | 変調後 |
4 | GND | ← |
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- 基板作成時の注意
- 使用する素子には機能が同じで番号(74LSxxxのxxxの部分)が違う物が存在するがピン アサインが違うので注意すること。
- コネクタの取り付け向きには注意すること。(取付向きはCADのパターン図に明示してある。)
- 基板に関する登録物
目次 | 登録物 | 登録先 | ファイル名 |
4.1 | 基板回路図(OrCADファイル) | V94-CARD-203 | infrare2.1 |
4.2 | 基板部品表 | V94-CARD-303 | infrare2.BOM |
4.3 | 基板パターン、実装図(パターンCADファイル) | V94-CARD-403 | infrare2.DBH |
4.4 | 基板改造仕様書 | V94-CARD-503 | −−−−−−−−−− |
4.5 | 基板関連その他 | V94-CARD-003 | −−−−−−−−−− |
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