この1年間のMIRSが終了した。初めに作った詳細設計の仕様、フローチャートとは違うプログラムができあがった。その時はわかっていない部分がたくさんあったんだと感じた。
中間発表の前、実際にプログラムを書き始めたが間に合わなかった。そのため、競技会用は比較的余裕をもってできたと思う。ソフトをやっていると、メカ、エレキのことは全くわからなかった。だから、中間発表前にソフトを入れてテストをするとき、MIRSをどう扱ったらいいかよくわからなかった。自分の担当以外の所は何も知らないという人が結構いると思う。担当の人がいないと何か壊れたから直して欲しいと言うことができなくて困った。
また、バッテリーが足りなくて困った。競技会前の時は一夫君の持ってきた3本のバッテリを使えたので3班は少しはよかった。それでも、バッテリが無くてテストができないことがあった。制御用に使っているバッテリがすぐに使えなくなる。それでもバッテリは残っているので、完全に放電せずに充電すれば使える時間がどんどん短くなってしまう。
競技場の中では、超音波センサがよく働いていた。他の場所ではあまり使えないと思っていたが、非常に有効だった。
デバッグする時に、実際にマシンを動かして試してみることが多かった。期限が迫ってくると、4階へ行くのが面倒だった。本当は実際にマシンに載せて動かす前のデバッグを十分にするべきだと思った。コンパイル、デバッグをしている中で、UNIXの使い方に慣れたのでよかった。
3班のMIRSの動きは必要最低限のことしかやっていないと思う。ペナルティー戦用のプログラムが無かったり、超音波で壁を避けるようなことはしなかった。そのため、メカにその分の負担をかけてしまった。