4、システムの基本機能



<超音波センサー>

 真正面に1つとそれから左右45°の位置に計3つ取り付ける。そうすることで、相手を自分の正面のできるだけ狭い範囲で捕らえる事ができる。
 探索モードや追跡モード、追い込みモードでは、相手を捕らえるのに使用される。又、相手との距離を測ったり、シャフトエンコーダが空回りをした時の座標確認にも使用される。

<赤外線センサー>

 正面に集中して4つを取り付ける。集中させる事により、相手の勝敗判定装置を発見する感度を高め、またそれを追うこともできる。主として追い込みモード時に使用される。

<タッチセンサー>

 自分を囲むように取り付け、相手に前、左右のどこからぶつかったかを判断するのに使用される。

<シャフトエンコーダ>

 左右のタイヤの回転数を計測し、自分の座標上での位置を常に記憶している。その為、自分が壁にぶつかるのを防ぐ事もできる。又、自分の動きの速さを調節する役割も持っている。