MIRSを終えて  四関 聡

 「MIRS」動いてくれて本当にありがとう。この一言に尽きると思う。
僕達班は、常にスローペースでした。他班に比べて形は劣るものではなかったが時間のかけかたが少なかったと思った。
 僕はエレクトロニクス担当で基板については僕の責任によるところが大きかったので動くのか 心配で心配で胃に穴が空きそうでした。特に電源ボードについては僕がリーダーだったので心配でした。 電源ボードに欠陥があれば全班動かなくなり大問題でした。出来上がってくれてよかったです。 不安ばかりでしたが、そんな中でも、何とか中間発表までには仕上げる事ができました。 しかし、2班の試練はまだ始まったばかりでした。計画どうりに仕事が進まなくなったのです。 原因は計画そのものがあやふやだったからです。計画をしっかり立てないものは、まともには出来上がらない。 このことを深く痛感しました。半ばにして再度、計画設定し直しました。やっつけ仕事ではなく、 計画どうりに進めて行く方が格段に進みが早かったです。 すると他の班とほとんど見劣りしないぐらいに出来上がりました。 これは作りなおしたからですが、僕達班はMIRSを2回つくったことになります。 それでも、まだ直す所があったと思う気持ちが強いのはやはり、MIRSというものの魅力ではないかと思いました。

 競技会の結果は散々たるものでした。僕達の努力はこんなものではないという気持ちが強かったです。 しかし、競技会の結果がどうであれ、MIRSをとうして経験をたくさんしたと思いました。 チーム全体の力を知り、自分だけという考えは必要としないなど、 社会に出ていく上で必要になってくる事を学んだと思います。 MIRSはとても異議の有るものであったといえると思いました。 そして、一番重要なことは始めの計画であり、計画がしっかりしていれば人も動きやすい事を学びました。 できるなら、もう一度MIRSをやりたいです。最後に、MIRSは経験を積むものでありました。

   平成九年 二月二十八日