本書は、MIRS構成部品の一つであるタッチセンサについて、その使用目的、仕組み、及び必要な装置、回路等について調査したものである。
タッチセンサに障害物が接触すると、I/Oボ−ドに信号が送られ、障害物があると判断する。
タッチセンサは、光センサや超音波センサの補助として用いるのが有効だと思われる。例えば、平常時は光や超音波を用いた非接触のセンサを作動させておき、もしMIRS本体が、誤動作などの何らかの理由で壁に衝突しそうになったとき、初めてタッチセンサが働くようにする。つまり、タッチセンサの高信頼性を活用して、非常時を検出する為のセンサとして利用する。