DCモータ

製品名 マブチ RS−380 PH
定格電圧 7.2[V]
定格負荷(トルク) 100[gfcm]
定格電流 2.9[A]
定格回転数 14200[r.p.m]
定格出力 14.6[W]
消費電力 20.9[W]
効率(定格時) 70[%]
無負荷回転数 16400[r.p.m]
トルク定数 34.5[gfcm/A]
逆起電力定数 0.00044[V/r.p.m.]
電成子抵抗 0.33[Ω]

DCモーターの特性を表す記号
記号 名称 単位 記号 名称 単位
Tt 全発生トルク N・m Ea 電機子端子電圧 V
Ta 有効出力トルク N・m N 回転数 rps(rpm)
T0 損失トルク N・m Ra 電機子抵抗 Ω
Nt 無損失時の無負荷回転数 rps(rpm) Ec 逆起電圧 V
Na 無負荷回転数 rps(rpm) η 効率 %
It 起動電流 A ηm 最高効率 %
I0 無負荷電流 A W 出力 W
Km トルク定数 N・m/A Wm 最高出力 W
ω 回転角速度 rad/sec Ke 逆起電力定数 V/rpm

DCモーターの特性を算出する公式

公式(9KB)

DCモータの電流特性

DCモータの電流特性
モータの電流特性

上図は、モータ起動時の電流特性、運転中急激な過負荷がかかった時の電流変化、モータがモータがロックしている場合の電流値をそれぞれ示します.

モータのトルクが最大となるのは、起動時とモータが過負荷で動けない拘束状態の時である。モータの最大トルクを超えるような負荷が加わっていると起動できず、ジュール熱により発熱し、モータを焼損させるので、使用負荷は、モータの持つ最大トルクの1/3〜1/2程度にしなければならない。

トルクを大きく取り出す場合は、回転数を低めに、また、回転数を高く使う時には、トルクが低めになるようにしなければならない。

モータは理想的には入力電流と回転数は比例し、トルクと回転数は逆の比例関係にある。しかし、実際のモータでは回転数の上限の方で特性が曲がったり、低回転領域でリプルが生じる。