MIRSの性能を知る手段として、総合試験は欠かすことができない。ここでは、その総合試験の手順を検討する。
総合試験は、大きく次に分けられる。
準備がすんだら電源を入れる。電源を入れた後、変な音や臭い、煙などが発生した場合は直ちに電源を切る。
そのような異常もなく無事に電源が入ったら、まず電源電圧のテストをする。テスターなどを用いて規定の場所に規定の電圧がきているかを調べる。特にCPU周りは故障の原因となりやすいのでよく注意する。また電流が流れすぎていないかも調べておく。
内容は次の通りである。
まずMIRSを凹凸のない水平な場所に置き、10mほどの直線上を、およそ0.3m/secで定速走行させる。このときに、異常な音がしないか、極端な速度の変化がないか、またモータから臭いや煙がでていないかを調べる。さらに、10m走った時点で左右へのズレが±20cm以内に収まっているかをチェックする。
があり、それぞれをチェックする。
LEDに表示される測定値が、実際の距離の±10%以内におさまっているかを調べる。
捕捉又は回避できるか調べる。
修正モードにおいて測定精度が充分であるかを調べる。
ロジックアナライザー等で信号が正しく出ているかを
調べる。
正しく行動するかを調べる。
追跡するかを調べる。
アナライザー等で信号が正しく出ているかを調べる。
出来るかどうかを調べる。
この場合、押した感触が重すぎないか軽すぎないか、また実際に走行させ押されたときに直ちに停止モードにはいるかどうかをチェックする。