赤外線センサ

1.使用部品

東芝 赤外線発光LED TLN105B   1個

SHARP リモコンセンサ IS1U60  8個

VPRO’94 赤外線センサ回路

2.機能

<発光側>
後面に赤外線発光LEDを1つ配置し、相手MIRSに自機MIRSの勝敗判定装置の位置を知らす。外部光と区別するため、赤外線は38kHzの点灯パルスで送信する。

<受光側>
赤外線センサは、相手MIRSの発する赤外線点灯パルスを感知する。本MIRSでは、前面に3個、側面に各2個、後面に1個の合計8個の赤外線センサを配置する。

まず、前面のセンサは相手の光源を追跡することを主な目的とする。左・中央・右のセンサによって光源の方向、つまり勝敗判定装置の方向を推測する。(表1参照)

そして、左右側面のセンサは相手の光源をとらえ、次に追跡に移る(光源に自機の前面を向ける)ために使用する。また後面のセンサは、自機の後面と相手の後面が向かい合っている場合と、自機が発する赤外線が相手MIRSに反射した場合に反応する。

表1.前面のセンサの状態と光源の方向
方向 / センサ 中央
× ×
やや右 ×
正面(遠方)
正面(接近) × ×
やや左 ×
× ×