2 エレクトロニクス

 基板に関してはVMEラックに収納されたことによりすっきりとはしたが、取り出しにくかったり検査しにくかったりしたので、それらに改善の余地があると思われる。また検査のとき、コネクタをとったりくっつけたりしているとケーブルやコネクタ内部で断線していて、なかなかそれに気がつかなかったりしたので、ただ規定通りの基板を作成するのではなく、使い易いとか検査しやすいということを目的に考慮するべきである。今回で一番大変だったことははんだ付けの精度の低さである。これを改善するためには、基板を作成する前に一度はんだ付けの技術をあげておく必要があると思う。また、ケーブルの長さを適当に取ったために必要以上に長くて邪魔になったりしたので、MIRSの構造により長さを決定するべきである。最後に、メカニクス兼エレクトロニクスや エレクトロニクス兼ソフトウェアのように、両方理解する人を最初の配分に入れたほうがいいと思う。