5 システムの基本機能の詳細


<初期設定>

☆常に、超音波センサーと赤外線センサーはONにしておく。 競技場の一番外側を左回りにぐるぐる回って相手機を探す。 ☆相手機をセンサーで一度捕らえて追跡モード2に移る場合は、追跡モードとして追跡ランプを点灯させる。 ☆すべての場合において、赤外線センサーで相手機を捕らえた時は、赤外線追跡モードに移る。


<捜索モード>

図1(2KB)
(図1)
1 競技場の一番外側を左回りにぐるぐる回って相手機を探す。



Scene1

(相手機を横の超音波センサーで捕らえた場合)
図2(2KB)図3(2KB)
(図2)
(図3)
1 相手機と自機との距離が遠い場合(図2)はそのまま捜索モードを続ける。

2 相手機と自機との距離が近い場合(図3)は、追跡モード1に移る。



Scene2

(競技場の角で、旋回した直後に相手機を横のセンサーで捕えた場合)


1.相手機と自機との距離が遠い場合は捜索モードを続ける。
図4(2KB)
(図4)
2 相手機と自機との距離が近い場合(図4)は、図のように旋回してから追跡モード2に移る。



Scene3

(自機が角に来たとき横のセンサーで相手機を捕らえた場合)
図5(2KB)図6(3KB)図7(2KB)
(図5)
(図6)
(図7)
1 相手機と自機との距離が遠い場合は捜索モードを続ける。

2 相手機と自機との距離が近い場合(図5)は、(図6)のように旋回してから(図7)のように動作する。



Scene4

(自機が旋回した直後に前のセンサーで相手機を捕らえた場合)
図8(2KB)
(図8)
1 相手機と自機との距離が遠い場合は捜索モードを続ける。

2 相手機と自機との距離が近い場合(図8)は、追跡モード3に移る。



Scene5

(自機が角で旋回しているときに、いずれかのセンサーで相手機を発見した場合)
図9(2KB)
(図9)
1 相手機と自機との距離に関係なく捜索モードを続ける。



Scene6

捜索モード中に相手機を前の超音波センサーで捕らえた場合)
図10(2KB)図11(2KB)
(図10)
(図11)
1 相手機と自機との距離が遠い場合は捜索モードを続ける。

2 相手機と自機との距離が近い場合(図10)は、競技場内側に背を向け、その後(図11)のように旋回して追跡モード2に移る。



Scene7

(赤外線センサーで、相手機を捕らえた場合)
図12(2KB)
(図12)
1 相手機と自機との距離に関係なく相手機の方向へその場旋回し、赤外線センサーで相手機を捕らえている間は、その方向へ前進する。

2 赤外線センサーが相手機から外れた場合は、追跡モード2に移る。



Scene8

(相手機と接触した場合)

1 接触時回避モード1に移る。



Scene9

(壁と接触した場合)

1 接触時回避モード2に移る。



<追跡モード1>

図13(3KB)図14(2KB)図15(2KB)図16(2KB)図17(2KB)
(図13)
(図14)
(図15)
(図16)
(図17)
1 まず、一定距離だけバックしてから相手機がいた方向に90度旋回する。つまり、自機の背が壁と平行になるようにする。

2 まる1のように相手機が移動している場合は、1で自機が旋回し終わった時、センサーには引っ掛からないので(図14)のように旋回する。

まる2のように相手機が移動している場合は、バックしているときにも横の超音波センサーで相手機を捕らえているので、90度旋回する前に(図15)のように旋回する。

まる3のように相手機が移動している場合(図16)は、1で自機が旋回し終わった時横のセンサーで相手機を捕らえるので、(図17)のように旋回する。

3 それぞれの動作をし終わったら、追跡モード2に移る。



<追跡モード2>

図18(2KB)図19(2KB)図20(3KB)図21(2KB)
(図18)
(図19)
(図20)
(図21)
1 (図18)のように、自機が赤外線センサーで相手機を捕らえた場合、(図19)のようにその方向にその場旋回して前進する。

2 前進した後、またはしている時に相手機が赤外線センサーで見失った場合は、そのまま前進して超音波センサーに引っ掛かるまで前進する。

3 前進し続け、超音波センサーで相手機を発見できず、捜索モード軌道上に乗ったら捜索モードに移る。また、前進している途中で相手機を超音波センサーで発見した場合(図20)は、(図21)のようにその方向へ旋回して前進する。

4 超音波センサーで捜索モード軌道上にくるまでに相手機を発見できても、赤外線センサーで発見できない場合は、超音波センサーで探して軌道修正する動作を繰り返し、赤外線センサーで発見できない時間が一定時間を過ぎたら、過ぎた時点で向いている方向をそのまま前進し捜索モードの軌道上まで行き、捜索モードに移る。このとき(捜索モードの軌道上に戻っている時)に、超音波センサーで相手機を発見した場合はまた前に書いてある動作で追跡する。

*.超音波センサーで探している時に赤外線センサーで相手機を発見した時は、一定時間のタイマーはリセットされ、また赤外線センサーで相手機を見失った場合はタイマーをセットする。



<追跡モード3>

図22(3KB)図23(2KB)図24(2KB)
(図22)
(図23)
(図24)
1まず、相手機が接近してくるかどうか調べる。

2接近してくるのなら(図22)のように旋回し、そこでその場旋回してから(図23)のような動作をする。また、前の超音波センサーから相手機が外れた場合は、(図24)のように旋回する。

3その後追跡モード2に移る。



<接触時回避モード1ー1>

(相手機と接触した場合)

図25(2KB)図26(2KB)
(図25)
(図26)
1 @またはAの両方の場合(図25)において、(図26)のようにいったん自機の背を壁側に向ける。

2.その後捜索モードに移る。



<接触時回避モード1ー2>

図27(2KB)図28(2KB)
(図27)
(図28)
1 競技場中心付近で相手機と接触した場合(図27)、その場で相手機がいる方向と反対の方に自機の背を向け、バックして捜索モード軌道上まで戻る(図28)。

2 その後、捜索モードに移る。



<接触時回避モード2>

(壁と接触した場合)

1 時機の右側のタッチセンサーが接触した場合は左旋回し、時機の左側のタッチセンサーが接触した場合は右旋回する。

2 旋回した後は、接触する前にしていた動作を続ける。