2. 赤外線センサ周辺回路
この検査仕様書は、V94-CARD-103,203,303,403,503に適用される。
検査手順
2.1 部品実装チェック
- 部品表と基板実装図を元に、部品の取付位置、取付方法をチェックする。(V94-CARD-303参照)
2.2 導通チェック
- 回路図を見て、回路通りの結線がなされているかを確認する。(V94-CARD-203参照)
その時、以下の事に注意すること。
- GNDとVCCが接近している場所があるのでその部分の導通チェックは丹念に行う事。
- CMOSが使われているので電流を流しすぎて壊すことがない様に注意する事。
- スルーホールが多いので、重点的にチェックする事。
- CN3付近は配線が複雑なので、注意する事。
2.3 動作試験
- はじめに赤外線センサを周辺回路中のMOLEX3Pinと接続し電源をつなぐ。つぎに勝敗判定装置についている赤外線LEDを赤外線センサにちかづける。このとき30cm以下で出力がhighlevel、30〜73cmで出力が不安定、73cm以上で出力がlowlevelであればよい。(30cm以下もしくは73cm以上のときに出力がパルスになっているようであると74LS123が壊れている可能性あり。)