7 ロータリーエンコーダボード
検査手順
7.1 部品実装チェック
7.2 導通チェック
- 導通チェックに使用するテスターは、CMOS対応のものを用いること。(ICに電流を流しすぎて壊すことがないようにする為)GNDは基板の設計上、ロータリエンコーダ・ボード上では2つの島に分かれています。(2つのGNDは、I/Oボード(VIPC310)内でつながっています)コネクタJ3の1ピン、26ピン、IC5の11ピンの3ヶ所で1つの島、残りがもう一つの島になっています。ロータリエンコーダ・ボード単体では、2つの島をまたいでは導通しません。島の中だけで、導通チェックすること。
7.3 TMPによる動作試験
7.3.1 準備
- TMPによる試験の為には、ice、コンピュータ、ボード、センサ等を接続しなければならない。I/Oボードとロータリエンコーダ・ボード、センサ類の取り付けにはロータリエンコーダ・ボード取扱い説明書(V94−SPEC−xxx)を参照すること。その他の接続は、TMPの使用法のドキュメントを参照すること。
7.3.2 動作試験
- TMPの指示に従ってカウンタのアップカウント、ダウンカウント、タッチセンサのON、OFF、割り込みの動作等の試験を行うこと。カウント値は、ロータリエンコーダにOME−200−2Tを用いた時、ロータリエンコーダ1回転で1440となることを目安にしてください。