12.総合試験計画
総合試験では以下の試験を行う。
- (0)車体のチェック
- (1)システム起動テスト
- (2)勝敗判定装置の動作テスト
- (3)超音波センサ動作テスト
- (4)タッチセンサ動作テスト
- (5)赤外線センサ動作テスト
- (6)走行テスト
- (7)ペナルティ戦モード動作テスト
- (8)競技モード動作テスト
- (0)車体のチェック
- 全てのネジのゆるみを調べる。
- (1)システム起動テスト
- 1.DIP-SWITCHを0000に設定する。
- 2.電源スイッチを押す。
- ->動き出さないか。
- ->LEDが正しく表示されているか。(赤色LED点灯、青色LED消灯) 注)
- ->異常な温度上昇、煙などが見られないか。
- (2)勝敗判定装置の動作テスト
- 1.MIRSの車輪が浮くように台にのせる。
- 2.モードをTEST1に設定する。
- 3.DIP-SWITCHを1111に設定する。
- ->青色LEDが点灯し、赤色LEDが消灯しているかどうか。
- ->タイヤが回転し出すか。
- 4.タイヤが回転しているときに勝敗判定装置を押す。
- ->青色LEDが消灯し、赤色LEDが点灯するかどうか。
- ->タイヤの回転が止まるかどうか。
- (3)超音波センサ動作テスト
- 1.MIRSの車輪が浮くように台にのせる。
- 2.モードをTEST4に設定する。
- 3.DIP-SWITCHを1111に設定する。
- 4.MIRSの左側面に障害物を置く。
- ->障害物までの距離とLED下位3桁の表示を比べる。
- 5.モードをTEST5に設定し、正面に障害物を置く。
- ->4と同様の検査をする。
- 6.モードをTEST6に設定し、左側面に障害物を置く。
- (4)タッチセンサ動作テスト
- 1.MIRSの車輪が浮くように台にのせる。
- 2.モードをTEST7に設定する。
- 3.DIP-SWITCHを1111に設定する。
- 4.バンパ、タッチセンサワイヤを押す。
- ->押されたセンサに対応したLED表示がなされているか確認する。
- (5)赤外線センサ動作試験
- 1.MIRSの車輪が浮くように台にのせる。
- 2.モードをTEST1に設定する。
- 3.DIP-SWITCHを1111に設定する。
- 4.赤外線発光器をMIRSに近づける。
- ->LEDの表示が発光器の方向を示しているか確認する。
- (6)走行テスト
- 1.MIRSを廊下に置く。
- 2.モードをTEST1に設定する。
- 3.DIP-SWITCHを1111に設定する。
- ->2m進むか確認する。また、まっすぐに進むか確認する。
- 4.モードをTEST2に設定する。
- 5.DIP-SWITCHを1111に設定する。
- ->(システム詳細設計仕様書ソフトウェア編参照)指定された動きをするか確認する。
- 6.モードをTEST3に設定する。
- 7.DIP-SWITCHを1111に設定する。
- ->(システム詳細設計仕様書ソフトウェア編参照)指定された動きをするか確認する。きれいに円を描くか確認する。
- 注)7segLEDの表示については 11.操作仕様を参照
- (7)ペナルティ戦モード動作テスト
- (8)競技モード動作テスト
- これらは、仮設の競技場内でMIRSを動作させ動きを観る。実際に競技に使用するプログラムを用いる。
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