11.システム総合試験計画


 総合試験はハードウェアの組み立てが完了した後、機能試験、ペナルティ戦動作試験、競技モード動作試験の3段階に分けて行う。

11.1 機能試験

  • センサ試験
  • 各センサについて測定値を7SegLEDに表示し,目視により確認する.
  • 規定走行試験
  • その場回転,直進,正方形,円,8の字走行試験を行う.

    試験項目

    1. システム起動試験
      MIRSシステムの起動及び終了が正常に行われることを確認する。
    2. 直線走行試験
      ロータリーエンコーダで確認しつつ、MIRSがまっすぐ進むことを確認する。
    3. 一旦停止試験
      相手(または障害物)とある一定の距離に近づいたら一旦停止できることを確認する。
    4. 回転走行試験
      ロータリーエンコーダにより、一定の角度を回転できることを確認する。
    5. 赤外線センサ性能試験
      赤外線センサが正常に動作することを確認する。また、光源の位置を変化させ、その光源を追尾できるかを確認する。
    6. 超音波センサ性能試験
      超音波センサが正常に動作することを確認する。また、相手(または障害物)との距離を計測できるかを確認する。
     また、複数の試験を組み合わせ、総合試験として試験を実施する。以下にその内容を示す。
    1. 1と3を組み合わせたもの
      スタート位置から直線走行して、相手とある一定の距離まで近づいたら一旦停止できることを確認する。
    2. 2と4を組み合わせたもの
      直線と回転をくり返し走行できることを確認する。
    3. bと5を組み合わせたもの
      光源を赤外線センサで探し、その光源を追尾できることを確認する。

    11.2 ペナルティ戦動作試験

     ペナルティ戦動作試験では、競技場相当の壁を置き、MIRSの大きさに近くやわらかい素材のものを相手と見なして実施する。

    11.3 競技モード動作試験

     各モードの動作やモードの遷移が正しく実行されるのを確認し、できることなら他の班のMIRSと競技を実施する。


    目次に戻る
    表紙に戻る
    Dh f逗^瘻^7