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本チュートリアルでは、LEGO マインドストーム NXT に nxtOSEK をファームウェアとして
搭載し、その環境で NXT およびそこに接続するハードウェアを制御する手法について
示します。
LEGOマインドストームは初代のRCX, 2台目の NXT、3代目(2020年現在)の EV3 と7~8年で
新バージョンが出ています。このチュートリアルで扱っているのは2006年発売の2代目の NXT です。
参考:
教育版マインドストームのには、NXTコントローラ以外に、モータおよび超音波センサ、光センサ、タッチセンサなどのセンサ類と、ブロックを組み立てる ための各種ブロックパーツ、数種類のタイヤやギアなでのメカパーツ等の多数のパーツが箱に収められている。(部品表)
nxtOSEKとは、オープンソースのLEGO MINDSTORMS NXT用開発/実行環境です。 (参考:nxtOSEKとは)
実行環境としては、NXT標準のファームウェアをこのファームウェアに書き換えて使用する必要があります。 開発環境としては、cygwin 等の gcc 実行環境に NXT内蔵のCPU(ATMELATMEL AT91SAM7S256)のクロスコンパイル環境が必要になります。
OSEK はヨーロッパの自動車電子制御用OS標準規格であり、nxtOSEKのマルチタスクスケジューリング機能は その規格に準拠したものになっており、TOPPERSプロジェクトでその移植が行われました。
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