Bluetooth通信機能のOn/Off
Bluetooth通信機能がOnかOffかはLCDの左上に表示されます。
Bluetooth通信機能がOffの場合は、上図の左のようにLCDの左上になにも表示されません。 しかし、Onの場合には、上図の右のように左上に(Bluetoothのロゴ)のアイコンが表示されます。
Bluetooth通信機能をOnにする
Bluetooth機能をOffにする
Bluetooth通信機能がOffの場合は、上図の左のようにLCDの左上になにも表示されません。 しかし、Onの場合には、上図の右のように左上に(Bluetoothのロゴ)のアイコンが表示されます。
Bluetooth通信機能をOnにする
まず、Bluetooth通信機能を使用するためには、BluetoothをOnにする必要があります。そのためには、Bluetoothの設定を選択します。下の図のように『Bluetooth』を選択します。
これ以外のBluetooth通信機能の設定においても、上図の項目を選択して行ってください。
さてBluetoothの項目を選択すると、Offの状態では次のような画面が表示されます。
そしてNXTのオレンジ色のボタンを2回押すと、Bluetooth通信機能がOnになります。 LCDの左上にが表示されていれば、Bluetooth通信機能が使えるようになりました。
これ以外のBluetooth通信機能の設定においても、上図の項目を選択して行ってください。
さてBluetoothの項目を選択すると、Offの状態では次のような画面が表示されます。
そしてNXTのオレンジ色のボタンを2回押すと、Bluetooth通信機能がOnになります。 LCDの左上にが表示されていれば、Bluetooth通信機能が使えるようになりました。
Bluetooth機能をOffにする
次に、Bluetooth機能をOffにします。BluetoothをOnにしていると電池の減りが早くなるので、
Bluetooth通信を使わないときはOffにする方が良いでしょう。
初めに、Onにする場合と同じようにBluetoothの設定を選択します。 ここで、BluetoothがOnになっている場合は、次のメニューが選択できるようになります。
これよりBluetoothをOffにするには、 を選択します。 そして、オレンジ色のボタンを二回押せば、BluetoothはOffになります。確認はOnの場合と同じように行えます。
初めに、Onにする場合と同じようにBluetoothの設定を選択します。 ここで、BluetoothがOnになっている場合は、次のメニューが選択できるようになります。
Visibility |
他のBluetooth機器からの検出できるかどうかの設定 |
On/Off |
Bluetooth機能のOn/Offの設定 |
Use Default Pswd |
デフォルトパスキーの使用の設定 |
Reset |
Bluetoothに関するあらゆる設定のリセット |
Search |
その他のBluetooth機器の探索・接続 |
My Connects |
過去に接続したことのあるBluetooth機器との再接続・切断など (過去にBluetooth接続を行ったことがある場合) |
Connections |
接続中のBluetooth機器の接続切断 (Bluetooth接続中のみ) |
これよりBluetoothをOffにするには、 を選択します。 そして、オレンジ色のボタンを二回押せば、BluetoothはOffになります。確認はOnの場合と同じように行えます。
Bluetooth機器の接続
Bluetoothで通信を行うには互いを接続する必要があります。
NXTのBluetooth通信では接続する側(操作を行う側)をマスターと呼び、接続される側をスレーブと呼びます。 NXTでは1つのマスターにつき3台のスレーブを接続することができます。
マスターとスレーブで初めてBluetooth接続をするには、次の手順が必要となります。
ここではこれらの操作を順番どおりに説明していきます。
@ Bluetoothの検出可能性の設定
A Bluetoothの探索
B Bluetoothの接続
これでBluetoothの接続ができました。Bluetooth接続は自分から切断した時やマスターかスレーブの電源が切れた時まで接続されます。
また、一度接続された相手はBluetoothのメニューにある『My Connects』に記憶されます。 接続二回目以降はMy Connectsから接続することで探索やパスキーの認証を省略できます。 詳しくは下にあるBluetoothの再接続で説明します。
NXTのBluetooth通信では接続する側(操作を行う側)をマスターと呼び、接続される側をスレーブと呼びます。 NXTでは1つのマスターにつき3台のスレーブを接続することができます。
マスターとスレーブで初めてBluetooth接続をするには、次の手順が必要となります。
@ スレーブのBluetoothの検出可能性をOnにする
A マスターで周囲のBluetooth機器の探索を行う
B マスターと発見されたスレーブでパスキーを交わして接続を行う
A マスターで周囲のBluetooth機器の探索を行う
B マスターと発見されたスレーブでパスキーを交わして接続を行う
ここではこれらの操作を順番どおりに説明していきます。
@ Bluetoothの検出可能性の設定
Bluetoothの検出可能性とは、『他のBluetooth機器からの探索で検出されるかどうか』のことです。
この検出可能性をOnにしていると検出されますが、Offにした場合は検出されません。
基本的にこの項目はOnにしておいて構いませんが、場合に応じて使い分けると便利です。
さてこの検出可能性の状態はBluetoothのOn/Offと同じようにLCDの左上に表示されます。 BluetoothがOnの状態でLCDの左上に注目しましょう。下の図の二つのどちらかになっていると思います。
上図において、検出可能性がOffの場合は左に、Onならば右のようにBluetoothのロゴの隣に < が表示されます。
それでは、この検出可能性の設定を行います。
BluetoothをOnにした状態で のアイコンを選択します。 すると、(Ivisible) と(Visible) の二つが選択できるようになります。 ここで(Ivisible) を選択すると検出可能性がOffに設定され、 (Visible) を選択すると検出可能性がOnに設定されます。
さてこの検出可能性の状態はBluetoothのOn/Offと同じようにLCDの左上に表示されます。 BluetoothがOnの状態でLCDの左上に注目しましょう。下の図の二つのどちらかになっていると思います。
上図において、検出可能性がOffの場合は左に、Onならば右のようにBluetoothのロゴの隣に < が表示されます。
それでは、この検出可能性の設定を行います。
BluetoothをOnにした状態で のアイコンを選択します。 すると、(Ivisible) と(Visible) の二つが選択できるようになります。 ここで(Ivisible) を選択すると検出可能性がOffに設定され、 (Visible) を選択すると検出可能性がOnに設定されます。
A Bluetoothの探索
Bluetooth機器で接続できるのは通信距離内にある接続可能な機器のみです。そこで接続したい機器の近くで探索を行うべきです。
例えば、NXTの場合には通信距離は10m以内は保証されているので、遠くても10m以内にある状態で探索を行いましょう。
逆に言えば、10m以内にある接続可能な機器全てを見つけてしまうので、周囲に接続したい機器以外の機器が無いところで行いましょう。
また、スレーブ側の機器の検出可能性がOffになっていると探索されないので、Onになっていることを確認しておきましょう。
それでは、Bluetooth機器の探索を行います。を選択すると、 30秒間Bluetooth機器の探索を行います。大体近い順に機器が発見されます。 発見された機器はその種類に応じたアイコンと名前が表示されます。アイコンはそれぞれ (NXT)、 (携帯電話)、 (コンピュータ,接続機器)、 (その他) である。 もし、bluetooth対応の携帯電話を持っている人は探索されるかどうか確かめてみると良いでしょう。
それでは、Bluetooth機器の探索を行います。を選択すると、 30秒間Bluetooth機器の探索を行います。大体近い順に機器が発見されます。 発見された機器はその種類に応じたアイコンと名前が表示されます。アイコンはそれぞれ (NXT)、 (携帯電話)、 (コンピュータ,接続機器)、 (その他) である。 もし、bluetooth対応の携帯電話を持っている人は探索されるかどうか確かめてみると良いでしょう。
B Bluetoothの接続
Bluetoothの接続はマスターとスレーブでパスキーと呼ばれる同じ数列や文字列を交換して接続を行います。
それでは接続を行います。Aで探索された機器の中から接続したい相手を選択すると、以下の画面が表示され、接続の確認が行われます。
接続する場合はオレンジボタンを、そうでない場合は下のグレーボタンを押します。
次に接続するポートを選びます。ポートは1〜3番の中から選択でき、下の画面でポートを選択できます。 このポート番号はプログラムで使用するため、適した番号のポートを選択しましょう。
最後にパスキーの交換を行います。次の画面でマスターとスレーブで同じパスキーを設定します。
パスキーの設定はNXTの場合では数字とアルファベットを組み合わせ、デフォルトでは「1234」に設定されています。 これを変えたい場合には下のグレーボタンを押すと消去されます。そして好みの文字をオレンジのボタンで決定します。
パスキーが設定されたのなら、まずスレーブ側で決定し、その後マスター側で決定します。 パスキーの決定はオレンジボタンを押せばできます。
エラーが表示されずに、bluetoothのメニュー選択画面に戻ったら接続は成功です。 NXTが現在接続されているかどうかはLCDの左上に表示されます。
Bluetooth接続がされている場合には、上図のように左上に ◇ か > が表示されます。 ◇の場合は自分が検出可能であり、>の場合は自分が検出不可能であることを意味しています。
それでは接続を行います。Aで探索された機器の中から接続したい相手を選択すると、以下の画面が表示され、接続の確認が行われます。
接続する場合はオレンジボタンを、そうでない場合は下のグレーボタンを押します。
次に接続するポートを選びます。ポートは1〜3番の中から選択でき、下の画面でポートを選択できます。 このポート番号はプログラムで使用するため、適した番号のポートを選択しましょう。
最後にパスキーの交換を行います。次の画面でマスターとスレーブで同じパスキーを設定します。
パスキーの設定はNXTの場合では数字とアルファベットを組み合わせ、デフォルトでは「1234」に設定されています。 これを変えたい場合には下のグレーボタンを押すと消去されます。そして好みの文字をオレンジのボタンで決定します。
パスキーが設定されたのなら、まずスレーブ側で決定し、その後マスター側で決定します。 パスキーの決定はオレンジボタンを押せばできます。
エラーが表示されずに、bluetoothのメニュー選択画面に戻ったら接続は成功です。 NXTが現在接続されているかどうかはLCDの左上に表示されます。
Bluetooth接続がされている場合には、上図のように左上に ◇ か > が表示されます。 ◇の場合は自分が検出可能であり、>の場合は自分が検出不可能であることを意味しています。
これでBluetoothの接続ができました。Bluetooth接続は自分から切断した時やマスターかスレーブの電源が切れた時まで接続されます。
また、一度接続された相手はBluetoothのメニューにある『My Connects』に記憶されます。 接続二回目以降はMy Connectsから接続することで探索やパスキーの認証を省略できます。 詳しくは下にあるBluetoothの再接続で説明します。
Bluetoothの切断
ここでは現在のBluetoothe接続を切断します。電源を落とさずに接続を切りたいときに使います。
Bluetoothのメニューからを選択します。 そして切断したいスレーブを選択すると、切断確認のメッセージが表示されるので切断したい場合はオレンジボタンを、 切断したくない場合は下のグレーボタンを押せば操作は完了です。
Bluetoothのメニューからを選択します。 そして切断したいスレーブを選択すると、切断確認のメッセージが表示されるので切断したい場合はオレンジボタンを、 切断したくない場合は下のグレーボタンを押せば操作は完了です。
Bluetoothの再接続
いったんBluetooth接続した機器ともう一度接続するときに、探索〜パスキーの設定を行っていては時間がかかります。
そこでNXTでは一度接続したことのある機器を記憶しているため、これを用いることで二回目以降の接続が簡単になります。
ここでは再接続の方法について解説します。
Bluetoothの再接続
Bluetoothの切断
Bluetooth機器の登録破棄
Bluetoothの再接続
Bluetoothのメニューからを選択すると、これまでに接続した機器が表示されます。
この中から再接続したい機器を選択します。機器は最初の接続が新しい順に右に並べられていくため、接続したばかりのものは最初に選択されています。
機器を選択し、次にを選択すると、再接続できます。
この時マスターとスレーブの関係を逆にすることができます。つまり「前回はスレーブだったけど今回はスレーブにしたい。」という場合でも 再び探索等をすることなく、接続することができます。
この時マスターとスレーブの関係を逆にすることができます。つまり「前回はスレーブだったけど今回はスレーブにしたい。」という場合でも 再び探索等をすることなく、接続することができます。
Bluetoothの切断
My Connectsでは上で説明したのと同じように接続中のBluetooth機器の切断ができます。
My Connectsの中から切断したい機器を選択し、を選択すると、切断できます。
Bluetooth機器の登録破棄
間違って接続してしまったり、接続する見込みのなくなった機器もMy Connectsには残り続けるためリストが増えてしまい、見にくくなってしまいます。
そこでこの登録を破棄することで無駄な機器を減らし、My Connectsを利用しやすくなります。
My Connectsの中から登録を破棄したい機器を選択し、を選択すると登録を破棄できます。 但し、機器はマスターとスレーブの双方で登録されているため、破棄する場合にはどちらも破棄しておく必要があります。
My Connectsの中から登録を破棄したい機器を選択し、を選択すると登録を破棄できます。 但し、機器はマスターとスレーブの双方で登録されているため、破棄する場合にはどちらも破棄しておく必要があります。
Bluetooth通信のその他の設定
デフォルトパスキーの使用の設定
設定のリセット
この項目では接続時にデフォルトパスキー(1234)を使うか否かを設定します。
共に同じパスキーを設定すれば接続を容易に行えますが、異なる場合は認証エラーとなります。
また、NXTや携帯電話は接続時にパスキーを必要としますが、Wiiのコントローラのようにパスキーの交換を必要としない機器もあります。
そのような場合はRobotCでは接続できません。
(Use Default Pswd) を選択します。そして、 デフォルトパスキーを使用する場合はを、 使用しない場合はを選択すれば設定は完了します。
この状態はLCDには表示されないため、NXT同士の接続がうまくいかない場合などはパスキーの設定をOnにしてみると良いかもしれません。
(Use Default Pswd) を選択します。そして、 デフォルトパスキーを使用する場合はを、 使用しない場合はを選択すれば設定は完了します。
この状態はLCDには表示されないため、NXT同士の接続がうまくいかない場合などはパスキーの設定をOnにしてみると良いかもしれません。
設定のリセット
この項目ではMy Connectsの内容やパスキーの設定などのBluetoothに関するあらゆる設定をリセットします。
(Reset) を選択すると、リセット確認のメッセージが表示されるので、 OKならばを決定すれば、リセットが行われます。
(Reset) を選択すると、リセット確認のメッセージが表示されるので、 OKならばを決定すれば、リセットが行われます。