8-1.指数関数・対数関数

　Ⅰ．指数関数・対数関数　

sqrt （平方根の計算）

exp （指数の計算）

log （自然対数の計算）

log10 （常用対数の計算）

■ sqrt （平方根の計算）

float sqrt(float value)

平方根を求める値を指定します。負の値もとることができます。

【戻り値】

戻り値はfloat型（実数型）です。
引数が負の値の場合は、-0.0を返します。

指定された数の平方根を求める関数です。

【サンプル】

√(２)を求めます。

■ exp （指数の計算）

float exp(float value)

指数の値を指定します。負の値もとることができます。

【戻り値】

戻り値はfloat型（実数型）です。

ネピア数eを底とする指数を求める関数です。

【サンプル】

float data;
data = exp(data);

変数dataの指数関数を求め、dataに代入する。

■ log （自然対数の計算）

float log(float value)

真数の値を指定します。負の値もとることができます。

【戻り値】

戻り値はfloat型（実数型）です。
真数が０以下の値の場合は、－０として値を返します。

ネピア数eを底とする対数（自然対数）を求める関数です。

【サンプル】

float data=0;
data = log(exp(1));

eの１乗の自然対数を求め、変数dataに代入します。この場合、dataに代入される値は1です。

■ log10 （常用対数の計算）

float log10(float value)

真数の値を指定します。

【戻り値】

戻り値はfloat型（実数型）です。
真数が０以下の値の場合は、－０として値を返します。

10を底とする対数（常用対数）を求める関数です。

【サンプル】

float data=0;
data = log10(100);

10の常用対数を求め、変数dataに代入します。この場合、dataに代入される値は2です。