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平成22年12月15日(水)、「富士山麓アカデミック&サイエンスフェア2010」が沼津市の「キラメッセぬまづ」で開催され、本研究室所属の専攻科生と本学科の4年生がポスターセッション形式での発表を行いました。
発表した本研究室の学生のうち、藤田將喜(専攻科2年)、伊井雅俊、早苗駿一(以上専攻科1年)の3名が「機械・電子制御・ロボット分野」において優秀賞を受賞しました。
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表彰状(クリックすると1枚ずつ拡大します)
発表の様子
発表の様子
このイベントは、静岡県東部の高等教育機関や企業などが研究成果や活動内容について発表するもので、沼津高専を含めて6つの教育機関が参加し、今年度はおよそ200件の発表が行われました。
また、「テクノフェア富士山麓2010」も同時開催され、多くの方が来場されました。

開催日時 平成22年12月15日 13:00〜16:00
会場 キラメッセぬまづ
発表者 藤田將喜(専攻科2年),伊井雅俊,早苗駿一,長谷川輔(以上専攻科1年),
宮田昌輝(本科4年)
  藤田將喜
  「遅延補償回路による温度流速計の適用範囲の拡大」
  伊井雅俊
  「SHマイコンを用いた温度流速計の空間分解能の改善」
  早苗駿一
  「組込みデバイスを用いた熱流体計測システムの高精度化」
  長谷川輔
  「ケニアロボコンへの技術協力を目的とした国際交流」
  宮田昌輝
  「振子の非線形性を考慮した複合的実験教材の開発」
今年度は、昨年度よりも多くの方が来場し、それぞれの分野で活気のある説明や議論が行われていました。毎年、卒研生(本科5年生)や専攻科生の発表が多い中、今回4年生で発表に臨んだ宮田君に感想を聞いてみました。


〜電子制御工学科4年・宮田昌輝〜

今回の富士山麓アカデミックサイエンスフェアでは沼津高専からの発表者は僕以外全員が5年生、専攻科生で卒業研究、専攻科研究の成果を発表していました。今回、僕は唯一の4年生として発表しました。普段学習していることの発展として、振子の工学実験に関連した様々なシミュレーション、実験を発表しました。パソコンが得意なわけでもなく、なにかが特別にできるわけではない僕でもなんとか発表までたどり着くことができました。

最初は授業で習ったことをC言語、Excel等で単振子のシミュレーションを行っていました。先輩や先生に授業で習ったことのないMathematicaというソフトを使うことでもっとたくさんのシミュレーションができることを聞き、使い方を教えてもらい単振子のシミュレーションを行いました。時間が経つにつれて線形近似だけでなく、2,3次近似のシミュレーション、近似をしないシミュレーションができるようになりました。これらの成果を基に学外発表を行うことができました。5年生が行っている卒業研究は今まで何をしているか分かりませんでしたが、授業で習ったことや気になったことを突き詰めていくことが研究に繋がっていくことを経験できました。

発表ではすごく緊張し、最初はうまく発表することができませんでしたが、発表しているうちに発表に慣れ、発表を聞いてくれた中の2人から「発表面白かったです。票入れときます」と言われたのはとてもうれしかったです。
 これからも様々なことに積極的に取り組んでいこうと思います。たくさんの先輩、先生には本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。

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