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現在、大庭研究室は、専攻科生3名、研究生1名、卒研生4名の計8名の学生が所属しています。
各々が個性を発揮し合い、1つの事柄に対しても様々な意見が飛び交う良い関係を築いています。

過去のメンバーページもご覧頂けます :

2017年度大庭研究室メンバー
電子制御工学科棟前にて(2017年4月25日)

加藤 正純  環境エネルギー工学コース1年
出身中学校:沼津市立浮島中学校
部活:元サッカー部
趣味:料理・音楽鑑賞
<高専での思い出>
仲の良い仲間で高専祭にお店を出した事
<沼津高専の志望動機>
エンジニアを志していたから
 私がエンジニアを志すようになったきっかけは、小学5年生の時のApple製品との出会いです。当時の流行であったiPodを手に入れてから、私の生活の中心はApple製品になりました。高専に入学して2年生の時に始めたアルバイトの初めての給料と少しの貯金でiMacを買いました。上質なアルミのボディと洗礼されたデザインの美しさには大変感動しました。この感動は今も鮮明に覚えています。この感動を多くの人に感じてもらえるような製品を世に送り出したいと考えています。 電子制御工学科は、機械・電気・情報工学の3分野を学べ、近年求められている幅広い専門知識をもつ技術者を育成する特徴ある学科だと私は考えています。 4年次には、小型自立移動型ロボット(MIRS)を9〜10人のチームで製作する実習科目があります。そこで私はチームリーダーを務めました。MIRSを製作するためには機械・電気・情報の3分野すべてを組み合わせなければ製作出来ません。そのため、各々のメンバーの得意分野を活かす事をリーダーとして第一に考え実行できました。
西留 直人  医療福祉機器開発工学コース1年
出身中学校:裾野市立東中学校
部活:弓道部
趣味:映画鑑賞、K-POP
<高専での思い出>
寮生時代の階長生活
<沼津高専の志望動機>
中学生の頃、父親が工業関係の仕事をしていたこともあり工業に興味を持っていました。 また、当時の私は東京ディズニーリゾートが大好きでした。アトラクションに乗っているときに色々な動きをするロボットが登場するのを見て、どうやって動いているんだろう、自分も作ってみたい、と思うようになりました。そうして、中学からの進路を考えたとき、 ロボットについて製作しながら学べるところがあると知り、興味を抱いたのが沼津高専電子制御工学科でした。
私自身の考える沼津高専の良さは3つあります。1つめは、寮生活です。 私は1年生から2年生の間、寮生活をしていました。 寮ではあいさつや礼儀、上級生とのコミュニケーションなど多くのことを学べます。 また、寮の仲間と鍋をやったり、色々なことを語り合ったりしたのは良い思い出です。 2つめは、これは電子制御工学科のことですが、学んだ専門科目が実際にロボットを製作することで、目に見える形となることです。 専門科目を勉強して、それが実際に体験できるというのは学ぶ意欲や理解の向上になります。 3つめは、5年間という長い高専生活です。 この長い期間は、自分を見つめなおすには絶好の機会です。 私自身も進路をどうしようか、どういう生き方をしようか、と色々なことを考えました。 また、5年間、先生方と接することで先生方との距離感も近くなるので、先生方の経験や研究についてお話を聞くこともできます。
 大庭研究室では、学んだことをドキュメント化し、形にすることを大事にしています。 ドキュメントやパワーポイントにまとめることで人に伝える能力、自分の理解力を深めることに繋がります。 今まで学んできた工学の知識・考え方を深め、自分なりの卒業研究を完成させたいと思います。
三室 菜美  医療福祉機器開発工学コース1年
出身中学校 :下田市立下田中学校
部活 : 元卓球部
趣味 : 漫画やアニメを原作とした舞台に出ている俳優の追っかけ
<高専での思い出>
高専祭のスタッフ活動。学校の中庭を使って、来てくれた子供たちに遊んでもらうための広場づくりを担当していました。そこで見ることのできた子供たちの笑顔、活動中に培ったスタッフとの絆はかけがえのないものです…!!
<沼津高専の志望動機>
 中学3年生のときの担任に勧められた体験入学で、工作機械や卒研室展示を見て、 普通高校では学べないことが学べると感じたため。
私は幼い頃から中学時代まで、看護士として働いていた母の影響もあり、看護士になりたいと考えていました。中学3年生の進路選択の時期に当時の担任から沼津高専を勧められ、工学の分野から医療技術を発達させ、人の命を救うことができないかと考えるようになりました。普通高校に進学し看護士を目指すか、高専で技術者を目指すか、葛藤しているときに、ネットで『沼津高専 医療』で検索をすると、電子制御工学科がヒットし、沼津高専でも医療を中心に学ぶことができると感じ、沼津高専電子制御工学科の受験を決意しました。
 現在の夢は、医療機器の研究開発です。特に、いまの技術では治すことのできない疾患の治療を行えるような技術を開発したいと考えています。そのために、卒業研究を通じて、知識を増やすこと、知識を活用すること、過去のデータからの分析を行えるようになりたいです。また、幼いころから看護士になりたかった理由として、「人との距離が近いこと」があります。開発の分野ではチームでの分担作業となるので、研究室内での連携を図り円滑に物事を進める術を学ぶこと、個人と向き合えるようになることも目標に卒業研究に取り組んでいきたいです。
中村 勇吾  研究生
出身中学校 :浜松市立入野中学校
部活 : 元卓球部
趣味 : サイクリング、プログラミング
<高専での思い出>
沼津高専の学園祭である高専祭の準備の時、校内の装飾物を他学年と協力して制作したこと。
<沼津高専の志望動機>
 2010年6月、小惑星探査機「はやぶさ」が60億kmの宇宙の旅を終え、地球の大気圏に再突入しました。この探査機は2003年に打ち上げられ、地球から約3億km離れた小惑星「イトカワ」からサンプルを持ち帰り、当時はとても大きな話題になりました。
私は当時中学校2年生で、宇宙開発に興味があったので関連の本を読み、はやぶさを題材にした映画を見に行きました。その映画では、はやぶさを復旧させるために奮闘する技術者が映されていました。はやぶさの仕組みを隅々まで把握し状況に応じて適切な指令を送る姿に感動し、憧れました。
 中学校3年生になり進路選択の時、中学校から沼津高専のパンフレットをもらいました。それには、電子制御工学科の4年生が自律して判断するロボットを動かそうと、奮闘している姿が載っていました。その姿が映画でのはやぶさの技術者と重なり、また、授業の内容が興味深かったので沼津高専の電子制御工学科を選択しました。
 沼津高専では一般の高校にはない珍しい実験装置がたくさんあり、それらに低学年の内から触れることができます。勉強は大変な時もありますが、授業で学んだ法則の使いどころが分かってくると更に勉強が面白くなります。
 大庭研究室では数学や物理の問題を活発に議論する環境も整っています。私はこの一年間でできる限り多くのことを吸収して、実りある一年間にしたいと思います。
伊東 大輔  電子制御工学科5年
出身中学校 : 富士市立富士中学校
部活:元ソフトテニス部
趣味:PC,スマホ,ネットサーフィン
<高専での思い出>
4年次の2泊3日の関東工場見学
<沼津高専の志望動機>
中学3年生まで地元の進学校に進学するつもりでしたが、塾の紹介により沼津高専を知り、人とは違う人生を歩もうと思い、沼津高専を受験しました。またロボットや機械・電気・情報分野と幅広く学ぶことができる電子制御工学科を選択しました。
私は医者を目指す友人とda Vinciという手術ロボットを知ったことから医療ロボットに関心を持ち、医者として臨床の現場で直接人を治すのではなく、技術によるアプローチがあるのだと感動しました。沼津高専では各学科の専門科目だけでなく、学際科目として環境エネルギー・新機能材料・医療福祉の3分野から学ぶことができます。私が関心を持つ医療分野や生体工学も、電子制御工学科の専門科目を基盤として勉強することができます。データの計測や、医療機器に必要な基礎となる工学、電子制御工学科で学んだ計測技術やロボット制御などをベースに知識を積み上げていきます。
 また電子制御工学科では4年次に行う1年間かけて作成する小型自律移動ロボット実習や、毎週行う工学実験があります。約4人の班に分かれてロボットの制御やデータを元にした解析、電気や光の測定などがあります。他の学科よりも1つの工学分野に特化しているのではないですが、その分ある技術、製品に対して多方面からの考え方。工学的アプローチをすることができます。
 これからの1年間は、研究室と今までではなかった新しい環境で、同じ卒研生や専攻科生の先輩、先生からたくさんのことを学び、卒研という目標に向け尽くしたいと思います。
片山 碧  電子制御工学科5年
出身中学校 : 焼津市立大村中学校
部活:弓道部
趣味:音楽鑑賞・写真の撮影や観賞
<高専での思い出>
寮での先輩や同級生との交流
<沼津高専の志望動機>
中学校で進路選択に迷った際にいとこが沼津高専に通っていたことを聞き、そこから高専というものに興味を持ち、親元を離れて生活する事への憧れもあり、受験を決めました。学科選択においては、電気、情報、機械など他学科に比べ幅広い工学分野を学びたいと思い電子制御工学科を選択しました。
私は今までの高専生活を全て寮で過ごしてきました。
 寮では様々な行事や決まり事を寮生が議論を交わし、考えて行動しています。また、学科や学年の違いにより学校では接点が作れなかった人々との交流、友人と話し合いながら夜遅くまで勉学に励むなどの貴重な経験をできます。
 私は4年次に寮の役職の一つである風紀を担当しており、寮生全員が円滑に共同生活できるよう常に周囲に気を配り、どうすれば自らが模範となれるかを考えて振舞ってきました。それらの経験を通して私は上に立つ人間の大変さ、人を指導することの難しさを学べました。この経験は今後役に立つと確信しています。
 私は勉強や課題で壁にぶつかった時、人に聞くことは恥ずかしい事だと考え一人で解決しようとしていました。しかしそれは必ずしも良い事では無く、人と協力して進めることでより良い結果を出すことが出来ました。人との交流が盛んな寮生活は私の高専生活を豊かなものにしてくれました。
 高専生活最後の年は卒業研究を主として研究室で多くの時間を過ごすことになります。その環境を自分にとって良いものとするために同じ研究室の人々と活発に議論を交わしていきたいです。また、学会発表、各種検定など今まで挑戦した事のない物にも果敢に挑み、自己研鑽に励んで行こうと思います。
久保寺 智哉  電子制御工学科5年
出身中学校:小田原市立橘中学校
部活:サッカー部
趣味:サッカー観戦・音楽鑑賞
<高専での思い出>
寮祭でラムネを掛け合ったこと。友達と九州・東北に旅行に行ったこと。 語学研修でシアトルに行ったこと。
<沼津高専の志望動機>
私は幼少の頃から新幹線やロボットに興味があったことや、父の持っていた望遠鏡や無線の装置に触れる機会が多かったことが工学に興味を持つきっかけになりました。また、広く工学分野を学びたいと考えていたため広い工学分野を学ぶことができる電子制御工学科を志望しました。
私は高専の本科5年間を寮で過ごしています。その寮生活の中で1年次に企画の運営を行う役員に憧れ、2・3年次に実際の企画の運営を行いました。役員同士で協力しながら企画を計画し100人近い寮生をまとめる中で、多くの上級生と下級生の知り合いができ、また、人の気持ちを考えて行動することの大切さを学びました。
 高専では塾に行く人はほとんどいません。そのため授業中に内容を理解し、わからないことがあればすぐに解決する積極性が大切になります。私は同じ寮の友達と教えあっていました。
 部活の種類も豊富で、多くの部活・同好会があります。特に運動部は全国の高専生が参加する高専大会に毎年出場します。私は高専大会の全国大会に参加し、出場はできませんでしたが全国大会という貴重な場を体験することができました。
 大庭研究室では学習したことをドキュメントにまとめ、一つのことを研究室の仲間と議論し合い、さらに多くの考えや知識を自分の物にしていこうと考えています。これから1年間、研究を通して積極的に自己研鑽していきたいです。
森 麻浦  電子制御工学科5年
出身中学校:掛川市西中学校
部活:元ハンドボール部
趣味:料理・手芸・お菓子作り・アニメを見ること
<高専での思い出>
クラスの女子みんなと富士急とディズニーに行ったこと
<沼津高専の志望動機>
 私が高専を知ったきっかけは、旭川高専を卒業した父に勧められたことです。
沼津高専の体験授業に参加したときに実習の風景や実験装置を見て、普通高校では味わえない経験ができると思い入学を決意しました。
 沼津高専に入学すると1年生は必ず寮に入り友人や先輩と日常生活を共に過ごすことになります。私は人と向き合うことが苦手でした。しかし常に誰かが隣にいる環境のおかげで、相手の思いや考えを察することができるようになり相手の気持ちを考えたコミュニケーションをとることができるようになりました。
電子制御工学科の実験では授業で学習した回路や制御、プログラミングなどの幅広い知識の応用をします。実験は4~5人のグループ行動です。自分ひとりの考えでは正解を導き出せないこともあります。グループがあるおかげで様々な意見があがり自分だけの考えより深まった考察をすることができました。 グループの仲間とお互いに意見を交わすことができたのも寮生活での経験があったからだと思います。
勉強が難しくてつらい時もありましたが、たくさんの人に支えられていつも明るくいることができました。高専5年の一年間は今まで身に着けてきたことを社会に出たときに自分のスキルとして生かせるようにしていきたいと考えています。


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