1-2 短時間フーリエ解析



この欠陥を修正するために、Dennis Gabor(1946)は、信号を時間的に細かく区切り 部分的に解析していくように、フーリエ変換法を修正した。
この方法を短時間フーリエ変換(STFT:Short-Time Fourier Transform)といい、 信号を時間と周波数の2次元関数として表す。

短時間フーリエ変換は、信号の時間視点と周波数視点の中間のようなものを表す。
信号出来事が「いつ」、「どんな周波数」で起こったかの両方について、ある程度の情報を得ることができる。
しかし、この情報の精度には限界があり、その精度は窓のサイズ(信号を区切る幅)によって決められる。

短時間フーリエ変換の、時間と周波数の中間情報は便利であるが、時間窓を特定のサイズに一度決めたら、 その窓はすべての周波数に対して同じになってしまうのが欠点である。
多くの信号は、より柔軟なアプローチ(時間と周波数をより正確に決定するために窓のサイズを変えることができるなどの) が要求される。




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