平成20年4月5日

各位

                                    (社)日本機械学会A-TS10-07 モード解析研究会
                                    主査 吉村卓也(首都大)
                                    幹事 鞍谷文保(和歌山大),岩原光男(法政大)
                                        松村雄一(山梨大),細矢直基(芝工大)

第33回モード解析研究会プログラム

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます.

 さて,第33回モード解析研究会を下記のとおり開催いたします.今回は,芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催し,3件の講演を予定しております.また,会員相互の情報交換の場も用意いたします.多数のご参加をお願い申し上げます.

日 時:平成20年7月30日(水)13:30〜17:30(懇親会終了19:15)

場 所:芝浦工業大学豊洲キャンパス,教室棟5階,504教室.

受 付:504教室 13:00〜受付開始.

<交 通:>

 東京メトロ有楽町線「豊洲駅」1aまたは3番出口から徒歩7分,またはJR京葉線「越中島駅」2番出口から,徒歩15分

http://www.shibaura-it.ac.jp/access/index.html

お願い:お車での来校はできませんのでご了承ください.

懇親会参加費:2000円(講演者はご招待)

参加申込:

 参加ご希望の方は,7月18日(金)までに,「参加申込書」に必要事項をご記入の上,E-mailにて芝浦工業大学 細矢(hosoya @ の後に→sic.shibaura-it.ac.jp)までご返送ください.

お問い合せ:

細矢 直基

芝浦工業大学工学部機械系機械工学第二学科

TEL: 03-5859-8055

E-mail: hosoya@ の後に sic.shibaura-it.ac.jp

以上


参加申込書

------ 【〆切:7月18日(金)】(切り取ってご返信ください) ------

- 氏名:

- 所属(大学もしくは会社名):

- 部署:

- 連絡先: 〒

- 電話:

- E-mailアドレス:

(↓どちらか一方を消去)

第33回モード解析研究会                 ご出席     ご欠席

懇親会                                             ご出席     ご欠席

------ 【〆切:7月18日(金)】(切り取ってご返信ください) ------

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第33回モード解析研究会プログラム

日 時:平成20年7月30日(水),13:30〜17:30(懇親会終了19:15).

場 所:芝浦工業大学豊洲キャンパス,教室棟5階,504教室.

受 付:504教室 13:00~受付開始.

お願い:お車での来校はできませんのでご了承ください.

1. 13:30〜13:45 

 1) 開催の挨拶,吉村(首都大)

2. 話題提供

−その1 司会=細矢(芝工大)

1) 13:45〜14:45

古屋耕平氏,株式会社くいんと 技術開発部

「構造音響連成系の音圧最小化問題に対する最適性の考察と構造最適化」

―概要―

 近年,自動車車室内の静粛性は快適性の観点から重要な性能評価指標となっており厳しい設計目標が設定されている.車室内の騒音解析では,対象とする車室空間(音響系)が構造物に囲まれており,ボディ(構造系)の振動により発生した音が,逆に音圧として構造系へ力を及ぼし相互に影響与えているため,構造音響連成系として扱う必要がある.本論文は,車室内騒音問題の中でも低周波こもり音といわれる周波数領域(0〜200Hz程度)を対象とし,車室内評価点の騒音低減のための構造最適化を目的とした研究である.

 本研究ではまず,構造音響連成系の現象の考察に基づいて,連成状態を定量的に評価するための解析法を提案する.これにより,構造変更を行った際の系の特性変化と音圧変化を同時に把握することが可能になる.さらに,騒音低減を実現するための構造最適化法を提案し,連成状態の把握に基づいた最適化を実施することにより,複数の対策案が探索可能であることを示す.

14:45〜15:25

==休憩 30分程度==

3階ラウンジへ移動(交流棟)

−その2 司会=細矢(芝工大)

2) 15:25〜16:25

沢井誠二氏,ヤマハ発動機株式会社 AM事業部 AM第2技術部

「自動車用車体制振ダンパーについて」

―概要―

 車体剛性をあれこれ変更し走行試験を繰り返していたところ,車体の微小なバネ挙動が超高速域の操縦安定性に影響しているのではないかと感じ,車体に直接ダンパーを取りつけてみた.その大きな効果に驚き,特許を固めながら車体制振ダンパーとして世に問うた.これまでにない高性能と上質さ,自動車工学的価値が認められ3つの受賞を果たした本技術についてご紹介する.

−その3 司会=細矢(芝工大)

3) 16:25〜17:25

吉村信敏氏,3Ga Japan 技術顧問

「氷海構造物の自励振動」

―概要―

 これは日本国内では発生しない事例ですが,塔状の氷海構造物が氷との干渉によって自励振動をおこす問題を取り扱ったもので,数値計算は勿論モード法で行っています.フィンランドで発生した損傷事故をシミュレーションして現象を再現できることを確認したのち,日本で建造されアラスカで稼動している氷海石油プラットホームの安全性確認を行いました.

3. 17:25〜17:30 

 今後の活動予定 司会=吉村(首都大)

 1)論文講読会の開催について 細矢(芝工大)

 2)その他 

4. 懇親会 17:45〜19:15

 参加費 \2,000(講師ご招待)