第23回モード解析研究会
日時:2003年12月17日(水),13:30-17:40. 場所:東京都立大学 国際交流会館 大会議室 キャンパスマップについては下記urlをご参照ください. http://www.eng.metro-u.ac.jp/mech/index.html 内容: 13:30-13:40 1. 開会の挨拶 吉村卓也(主査 都立大)
13:40-14:20 2. 大学におけるメカトロニクスとCAD/CAE教育の一例中野光雄(東京工科大)近年,企業の研究開発および生産部門においては製品や金型などの3次元CADモデル化が急速に普及しており,製品完成前の統合デジタルモデルを使って各種技術シミュレーションが駆使されている.大学においてもCAD/CAE教育は重要度が増している.本講演では筆者の研究室で卒業研究として進行中の「CAD/CAEを利用した2足歩行ロボットの設計・挙動解析」と「メカトロニクス機器の振動解析」の2例を紹介する.
14:20-15:00 3. Output-only modal testing の現状と課題松村雄一(滋賀県立大)構造物の応答だけを用いてモード特性を同定するOutput-only IDの研究が盛んである。IMACで発表された手法を中心に,その技術動向と課題について紹介する。
15:20-15:40 −休憩−
15:40-16:40 4. 音質評価と快音設計手法に関する最近の動向戸井 武司(中央大)ユーザが快適に感じるものづくりが必須となり,動作音では低騒音化から快音化の時代となった.本発表では,いくつかの事例を通して,定常や過渡的な動作音に対する音質評価と快音設計手法,設計段階における動作音の予測手法,入力やシステムのばらつきを考慮した設計手法などに関して紹介する.また,2002年8月に韓国で開催されたINTERNOISE 2003のトピックに関しても簡単に紹介する.
16:40-17:40 5. 機能モデルを用いたシミュレーション角田鎭男(CATEC)電気・機械・流体などの機器を物理領域を超えた共通手法でモデル化する機能モデルを紹介する.主な内容は以下の通り. 1) 手法の基本となる機器および内部特性間で受け渡されるエネルギーに関する規則 2) モデル化の基本要素に関する紹介とモデルの組み立てと定式化(線形システム方程式) 3) 特に、機械工学から見たモデル化の留意点 4) 車両・エンジン等に応用して実用化されている機能モデル例の紹介とシミュレーションの実演
〜 終了後,懇親会(参加費\1,000,終了後〜19:30) 〜 |
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