沼津高専 電子制御工学科
ロータリーエンコーダー試験仕様書
MIRSSTND-ASMY-0047
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2005.5.12 市川 長澤 初版
A02 2005.5.23 市川 長澤 FPGAデータダウンロードの項目の訂正・リンクの追加

  1. 試験機の電源を入れる前・センサを取り替える前のチェック

    センサーを接続した後、電源を入れる前にVccとGNDがショートしていないか、FPGAボード上のVccとGNDをテスターでチェックする。 センサーのチェックが終わった後にほかのセンサーに取り換える際は試験機の電源を落としてから交換する。
    また、電源をつける前にCPUボード付属プリンタケーブルにFPGAボードダウンロードケーブルを接続する。

  2. 必要なファイルのダウンロード

    MIRS-ASMY-0032より、必要なファイルをダウンロードし、/homeの直下に解答する。
    このファイルにはすべてのセンサーのチェック用のプログラムが入っているため、一度ダウンロードすればほかのセンサーをチェックする際にダウンロードしなおす必要はない。

  3. FPGAデータのダウンロード

    /home/mirs_sensor_test/にカレントディレクトリを移動し、lsmodで動作中のモジュールを確認し、もしRT関連のタスクが動いていたら

     ./rtl_stop.sh

    で一度RT関連のタスクをアンロードしてから

     ./test_start.sh

    を実行し、FPGAデータのダウンロードを行う。
    この作業は試験機を再起動するたびに行う必要がある。

  4. ロータリーエンコーダーのテスト

    /home/mirs_sensor_test/iotest_program/test_scripts/へカレントディレクトリを移動し、

     ./re_test.sh

    を実行し、ロータリーエンコーダーのテストを行う。実行すると


    Rotary Encoder test
    X
    0000
    Y
    0000
    continue?[y/n]


    と表示される。

    ここでロータリーエンコーダーを回転させ、yキーを入力してエンターキーを押すと再表示されXの値が変化する。
    時計回りに回転させると値が増え、反時計回りに回転させると値が減少する。
    ここで値が変化することを確認できれば、ロータリーエンコーダーのチェックは完了である。



番号 品名 ドキュメント番号 E/C 数量 単位 備考
1 センサ試験ジャンパ仕様書 MIRSSTND-ASMY-0033 C 1

2 センサ試験ケーブル MIRSSTND-ASMY-0036 C 1
3 FPGAボードダウンロードケーブル E 1 COM2 and Printer extension cables with bracket
4 試験プログラムダウンロード手順書 MIRSSTND-ASMY-0032 C 1