目的
この仕様書は、MIRSNCAMで用いられる技術について調査したものである。
調査項目
- Webカメラ
MIRSNCAMで使用するWebカメラについて記載する。
- 使用機種
corega製のCG-WLNC11MNを用いる。
- 性能
サポート規格はIEEE802.3(10BASE-T)/IEEE802.3u(100BASE-TX)。
対応プロトコルはHTTP,FTP,TCP/IP,UDP,ARP,ICMP,DHCP,PPPoE,SMTP
ACアダプターの定格出力電圧は5V、電源部の消費電流は780mA(Max)、消費電力は3.75W(Max)
1/3インチカラーCMOSセンサーを搭載し、画素数は30万画素
シャッターは電子式で1/60〜1/15000秒のスピード
最低照度は2.5lux、焦点距離6.0mm、絞り値F1.8、撮影距離20cm〜∞
画像圧縮方式はjpeg、解像度は640x480、320x240で明度・コントラスト・色彩は1〜128の範囲で可変
- 必要性能を満たしているか
今回は画像処理を行うために、画像の解像度が大きくかかわってくる。
このカメラは320x240と十分大きい解像度をサポートしており、さらにその上の640x480までサポートしている。
また、MIRS上で使用するために電源部のACアダプタを変更する必要があるが、必要電圧が5V、最大消費電流が780mAなのでニッケル水素充電池(1.2V/2400mAh)を4本使うことで電源をDC化できる。
スペック表には書かれていないが、撮影間隔が1秒単位で自由に指定できる。今回のMIRSでは画像処理で何秒か停止しその間に撮影するようにするのでこの部分は重要である。
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