沼津高専 電子制御工学科
MIRS起動時の設定
MIRSNCAM-SOFT-0006
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2006.02.13 市川 市川 初版
  1. 目的
  2. 設定手順
  1. 目的

    この仕様書は、MIRSNCAMの起動時の設定を記載したものである。

  2. 設定手順

    MIRS起動時には/home/atlmirs/mirs_std_v2.1/のstart.shが実行される。そこでstart.shに今回必要な記述を追記する。
    MIRSNCAMで使用したstart.shを例に記述を説明してゆく。

    1. /home/atlmirs/sound/beep_pitaten_short
    2. これは起動時に起動したことを知らせるために再生するサウンドである。
      標準でbeep_simamuが存在するが、今回新たに作成した。
      MIRSNCAMで使用した短縮版のソースはこれで、本来のソースはこれである。
      この記述はrtlinux startより以前に書かれているが、これはRTタスクが動くとbeep音が正しく鳴らないためである。
      標準MIRS起動時にbeep_simamuが実行されビビビビと鳴っているが、これはRTタスクが動いた後に実行しているためである。

    3. cd /home/atlmirs/download
      ./aritecdownload -b -v isaio_led.ttf
    4. これは今回作った3連LEDモジュール用回路を組み込んだttfファイルをFPGAにダウンロードする行である。

    5. /home/atlmirs/pure-ftpd/pure-ftpd &
    6. Pure-FTPdを実行する。&を付けてバックグラウンドで起動しないと、起動後にテンキーでプログラムを実行できない。

    7. /home/atlmirs/sound/bootup_led
    8. すべての起動処理が終わったら、beep音と3連LEDモジュールを使って知らせるプログラムを実行する行である。
      実行ファイルのソースはこれである。




    関連ドキュメント
    ドキュメント番号 ドキュメント名称