目的
この仕様書は、MIRSNCAMの起動時の設定を記載したものである。
設定手順
MIRS起動時には/home/atlmirs/mirs_std_v2.1/のstart.shが実行される。そこでstart.shに今回必要な記述を追記する。
MIRSNCAMで使用したstart.shを例に記述を説明してゆく。
- /home/atlmirs/sound/beep_pitaten_short
これは起動時に起動したことを知らせるために再生するサウンドである。
標準でbeep_simamuが存在するが、今回新たに作成した。
MIRSNCAMで使用した短縮版のソースはこれで、本来のソースはこれである。
この記述はrtlinux startより以前に書かれているが、これはRTタスクが動くとbeep音が正しく鳴らないためである。
標準MIRS起動時にbeep_simamuが実行されビビビビと鳴っているが、これはRTタスクが動いた後に実行しているためである。
- cd /home/atlmirs/download
./aritecdownload -b -v isaio_led.ttf
これは今回作った3連LEDモジュール用回路を組み込んだttfファイルをFPGAにダウンロードする行である。
- /home/atlmirs/pure-ftpd/pure-ftpd &
Pure-FTPdを実行する。&を付けてバックグラウンドで起動しないと、起動後にテンキーでプログラムを実行できない。
- /home/atlmirs/sound/bootup_led
すべての起動処理が終わったら、beep音と3連LEDモジュールを使って知らせるプログラムを実行する行である。
実行ファイルのソースはこれである。
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