目的
この仕様書は、MIRSNCAMのネットワーク設定手順を記載したものである。
研究室からの演習室ネットワークへの接続法を記載する。
設定手順
あらかじめ
/etc/sysconfig/network-scripts/
以下に、設定ファイルを用意しておく。
ネットワーク設定用のファイルはifcfg-eth0であるので、ifcfg-eth0.lan.bakというような名前で用意しておく。以下に設定例を用意した。これを上記ディレクトリ内にコピーしても良い。
ただし、ifcfg-eth0.lan.bak、ifcfg-eth0.enshu.bakは、直接グローバルIPアドレスを指定しているので、環境によってIPADDR部分を変更する必要がある。
つぎに、変更したい設定ファイルを
cp ifcfg-eth0.変更するもの.bak ifcfg-eth0
と実行して設定ファイルを書き換える。その後、
./etc/rc.d/init.d/network restart
と実行し、ネットワークを再起動する。
研究室などの学内ネットワークから、usr_mountを実行するために演習室ネットワークに接続するときは、
/sbin/route add -net 192.168.246.0 gw 202.236.221.6 netmask 255.255.255.0
を実行し、その後usr_mountを実行する。以上で設定は完了である。
また、上記場所に同じ名前で設定ファイルを作成したときは、以下のシェルスクリプトを利用できる。
network.sh
このスクリプトは、
sh ./network.sh 第1引数 第2引数
と実行することで、ネットワーク設定を簡略化できる。
第1引数にはlan、enshuなどの設定ファイルの略称を入力し、第2引数はusr_mountと入力することで、routeの追加とusr_mountも行う。第2引数は省略可能である。