MG4で使用するケーブルの一覧を次の表に示す。
ケーブル名 | ケーブル規格 | 説明 |
---|---|---|
USBケーブル | Type A to Type B | Raspi/Arduino 接続、Arduino/PC接続 |
HDMI-VGA変換アダプタ | VGAディスプレイ出力 | |
USB電源ケーブル | Type A to Micro-B | USBバッテリーからRaspiへの電源供給 |
駆動系電源ケーブル | 被覆径約3mm | 模型用バッテリーからMCB、MCBからモータへの電源供給(製作) |
信号ケーブル | 被覆径1mm | リボンケーブルから製作または市販品 |
なお、自作ケーブルについては、ケーブルをハンダ付け接続して延長した場合は、ケーブルの径に見合う径の熱収縮チューブで被覆すること。
最大で数A程度の電流が流れるため、被覆径3mm程度(芯径1mm程度)のケーブルを用いて製作する。 赤黒(または赤白)の電源リールを適当な長さに切って作製する。
模型用バッテリーと接続するため、7.2Vタミヤ型コネクタを取り付ける。
他端はスイッチボードに接続するため、半田をのせた後、金属金具に圧着する。
他端はスイッチボードに接続するため、半田をのせた後、金属金具に圧着する。
他端はMCBの電源ポートにさしてネジ止めするため、半田をのせておく。
モータの電源線(赤黒)とハンダ付けする。接合部は熱収縮チューブで被覆する。
他端はMCBのポートポートにさしてネジ止めするため、半田をのせておく。
バッテリー・スイッチ接続ケーブル(左)とスイッチ・MCB接続ケーブル(右)
標準の信号ケーブル
上記の自作ケーブルは安価でありケーブル長を自由にできるメリットがあるが、
金属ピンの圧着に ある程度の熟練を要し、その圧着部で断線しやすいといった問題がある。
実際、動作試験中、運用中のトラブルのかなりの割合(少なくても半分以上)はのケーブルの断線が原因である。
そこで市販ケーブルを利用する手がある。
0.1インチピッチのピンヘッダに接続するための両端にメス端子の付いた市販ケーブルを利用することが可能であり、
nピンの接続端子が付いたもの(例えば6ピンケーブル)や、
ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(メス-メス)(例えば30cmケーブル、40本)を用いることができる。
ジャンパワイヤを超音波センサの信号線として用いたものが次の写真である。
超音波センサの信号ケーブル
この写真では超音波センサ側にピンヘッダを使用し、Raspi側のポートにMolexハウジングを使用している。
このようにピッチ(2.54mm)さえ合って入れば、ピンヘッダにもハウジングにも取り付けることができる。