沼津高専 電子制御工学科

MIRSMG3DFTST ボール認識試験プログラム

MIRSMG3D-FTST-0004

改訂記録

版数

作成日

作成者

承認

改訂内容

A01

2009.03.12

加賀美

川上

初版


 

目次

 

1.目的
2.試験プログラム一覧
3.OpenCVの導入
4.動作試験手順

 


1.目的

本ドキュメントは、ボール認識プログラムを単体で動かすことについて記述したものである。

2.試験プログラム一覧

ファイル名

説明

bmp.h

2値化の際に用いるヘッダ

ballDetect.c

メイン関数

colThreshold.c

2値化関数

houghCircle.c

ハフ変換によるボールの抽出関数

Make

WindowsでコンパイルするためのMakeファイル

Linuxでは使えない

 

           試験プログラムはこちらから入手可能。

 

3.OpenCVの導入

Windowsへの導入

             Cygwinを使う場合

1.       Cygwinをインストール(”devel”は必要)する。必要ならばCygwinのインストールに関するwebページを参照すること。

2.       OpenCVをインストールする。

3.       プログラムをコンパイルするときは、ここで提供したMakeファイルを使う。

             Visual C++を使う場合

                        「奈良先端科学技術大学院大学 OpenCVプログラミングブック製作チーム[] 『OpenCVプログラミングブック』」を参照。

Linuxへの導入

             MIRSMG3D-OSIN-0007 画像処理開発環境実装手順書」を参照。

 

4.動作試験手順

1.Windowsで動作させる場合

ballDetect.c3行目(#define __USE_OPENCV_IO_STREAM__)」をコメントにしない。

Linuxで動作させる場合

             ballDetect.c3行目(#define __USE_OPENCV_IO_STREAM__)」をコメントアウトする。

 

2.プログラム実行。

3.カメラでボールを写し、ボールを認識できているかどうか見る。

4.距離と角度の測定の精度を見る。

 

各処理の結果をウィンドウに表示するようにしているので、不具合がある場合はどこの処理に問題があるのか検討する。

距離と角度がいくつなのかを表示するようにしているので、測定の精度を見る。

 

背景がゴチャゴチャしていると、ボールを認識できないときがあるかもしれない。

その場合は、背景がすっきりした環境で動作確認を行うか、2値化の精度をあげるなどの処置が必要である。

 

関連文書