沼津高専 電子制御工学科
MIRSMG3D On/Off I/Oデータ取得試験プログラム
MIRSMG3D-FTST-0003
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2009.3.5
細川
牛丸
初版
目次
1.はじめに
2.環境準備
3.プログラム概要
4.試験手順
1.はじめに
本ドキュメントは、MIRSMG3DのOn/Off I/Oデータ取得試験プログラムと、On/Off I/Oデータ取得試験についてまとめたドキュメントである。
2.環境準備
On/Off I/Oデータ取得試験を行うために準備するもの
・MIRS標準機
・ディスプレイ及びケーブル
・キーボード
・安定化電源またはバッテリー×2
・電源ケーブル
・赤外線発信機
On/Off I/Oデータ取得試験をするための環境設定の確認
・バッテリー,センサ,ディスプレイ,キーボードがすべて接続されているか確認する。
・標準機の電源を入れる。
・標準プログラムがインストールされているか確認する。/home/mirs/src/mg3_std_program 以下が標準プログラム群のディレクトリである。
・標準プログラムがコンパイルされているか確認する。
・標準プログラムがインストールまたはコンパイルされていない場合は、
「MIRSMG3D-OSIN-0009標準プログラムパッケージ」
を参考にインストールまたはコンパイルを行う。
3.プログラム概要
このプログラムは、各On/Off I/Oセンサ1〜12からの値を1秒ごと取得し、その値をディスプレイに表示するプログラムである。
以下に、実行画面の出力例を示す。
I/O[1] = 0
I/O[2] = 0
I/O[3] = 1
I/O[4] = 0
I/O[5] = 1
I/O[6] = 1
I/O[7] = 1
I/O[8] = 1
TS[1] = 0
TS[2] = 0
TS[3] = 0
TS[4] = 0
On/Off I/Oセンサの中でもタッチセンサの取り付け位置は決定しているため、タッチセンサのみ表示が違っている。
この例の場合、On/Off I/Oセンサ3、5〜8はOnである。
しかし、On/Off I/Oセンサは接続されていない場合1を返すので、接続されていない可能性もある。
各On/Off I/Oセンサの取り付け位置とセンサ番号は
「MIRSMG3D-DOUB-0005ドータボード取扱説明書」
を参考のこと。
4.試験手順
1、MIRSを起動し、起動後、On/Off I/Oデータ取得試験プログラムがあるディレクトリに移動する。
$ cd /home/mirs/src/mg3_std_program/test
2、On/Off I/Oデータ取得試験プログラムを実行する。
$ sudo ./irs_ts_ws_test
3、センサが取り付けられているポートの出力が0であることをディスプレイで確認する。
4、各センサのチェック
4.1、白線センサ
白線センサに白い紙等を近づけ、そのポートの出力が1になることをディスプレイで確認する。
なお、白線を感知した白線センサはLEDが発行する。
発光しない、またはしにくい場合は、白線センサの可変抵抗を調整することで反応する可能性がある。
4.2、赤外線センサに赤外線発信機を用いて赤外線を当て、そのポートの出力が1になることをディスプレイで確認する。
4.3、タッチセンサを押し、そのポートの出力が1になることをディスプレイで確認する。
関連文書
MIRSMG3D-OSIN-0009
---標準プログラムパッケージ
MIRSMG3D-DOUB-0005
---ドータボード取扱説明書