沼津高専 電子制御工学科
MIRSMG3D 走行制御試験プログラム
MIRSMG3D-FTST-0001
改訂記録
版数
作成日
作成者
承認
改訂内容
A01
2009.3.12
細川
牛丸
初版
A02
2010.7.12
牛丸
牛丸
試験手順の説明を変更
目次
1.はじめに
2.環境準備
3.プログラム概要
4.試験手順
1.はじめに
本ドキュメントは、MIRSMG3Dの走行制御試験プログラムと、走行制御試験についてまとめたドキュメントである。
2.環境準備
走行制御試験を行うために準備するもの
・MIRS標準機
・MIRSに無線LANでログインできるローカルPC
・バッテリー×2
・電源ケーブル
・USB無線LANアダプタ
・メジャー
・分度器
・ポスト
走行制御試験をするための環境設定の確認
・バッテリー、USB無線LANアダプタが接続されているか確認する。
・標準機の電源を入れる。
・ローカルPCでMIRS本体にログインする。
・標準プログラムがインストールされているか確認する。/home/mirs/src/mg3_std_program 以下が標準プログラム群のディレクトリである。
・標準プログラムがコンパイルされているか確認する。
・標準プログラムがインストールまたはコンパイルされていない場合は、
「MIRSMG3D-OSIN-0009標準プログラムパッケージ」
を参考にインストールまたはコンパイルを行う。
3.プログラム概要
このプログラムは、制御方法を直進制御、回転制御、ポスト周回制御から選択し、距離(角度)と時間を指定することで、指示通りの走行制御が出来ているかを確認するプログラムである。
以下に、実行画面の出力例を示す。
mode select
s:straight r:rotate c:circle
mode:s
val[mm] = 1000
time[msec] = 3000
この例の場合、3行目で"s"を指定しているため、直進制御を行う。 4行目、5行目で指定したように、1000[mm]を3000[ms]で直進制御を行う。
制御方法、距離(角度)、時間の指定はキーボードからの標準入力で行う。
詳しい走行制御方法は、
「MIRSMG3D-FMOD-0001 走行制御モジュール」
を参考のこと。
4.試験手順
1、MIRSを起動し、ローカルPCでログイン後、走行制御試験プログラムがあるディレクトリに移動する。
$ cd /home/mirs/src/mg3_std_program/test
2、MIRSを広い床に置き、走行制御試験プログラムを実行する。
$ sudo ./motor_test
3、制御方法を選択し、キーボードから入力する。
mode select
s:straight r:rotate c:circle
mode:___ (s、r、cのいずれかを入力する)
4、パラメータの入力
4.1 s の場合:直進距離[mm]と時間[msec]を、キーボードから順に入力する。
val[mm] = ___
time[msec] = ___
4.2 r の場合:回転角[deg]と時間[msec]を、キーボードから順に入力する。
val[deg] = ___
time[msec] = ___
4.2 c の場合:旋回角[deg]、時間[msec]、旋回半径[mm]、旋回方向を、キーボードから順に入力する。
val[deg] = ___
time[msec] = ___
circle radious[mm] =___
clockwise -> 0 unticlockwise -> 1 ?
5、メジャー、分度器を用い、MIRSが指定した動作を行えた事を確認する。
関連文書
MIRSMG3D-OSIN-0009
---標準プログラムパッケージ
MIRSMG3D-FMOD-0001
---走行制御モジュール