沼津高専 電子制御工学科
標準MIRS モータパワー制御ボード取扱い説明書
MIRSDBMD-SBRD-0806-A01
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 1999.7.8 山本 初版

目次

  1. はじめに
  2. 機能・性能
    1. 標準MIRS モータパワー制御ボードの機能概要
    2. 回路構成
  3. インターフェース

1.はじめに

本ドキュメントは、標準MIRS モータパワー制御ボードの取扱い方法について説明する。

2.機能・性能

2.1 標準MIRS モータパワー制御ボードの機能概要
モータパワー制御ボードは、以下に示す機能を持つ。
  • PWM回路から送られるPWM信号を実際にモータを駆動するアナログ信号に変換する機能
  • PWM回路から送られてくる方向データによりモータにかける電圧の極性を変化させる機能

2.2 回路構成

図1に回路構成図を示す。図1より1と2のブロックの機能のついて説明する。
1.D/A変換部
この部分は、PWM回路からのPWM信号をモータを駆動させるためにアナログ信号に変える機能を持っている。
2.電圧極性変換部
この部分は、PWM回路からの方向信号に従いモータにかける電圧の極性を変える機能を持つ。

3.インターフェース

標準MIRS モータパワー制御ボードのインターフェイスをここに示す。

MPC_CN1(I/O Subボードへ)
No.ピン名称方向内容
1VccINVcc
2S0IN右方向信号
3S1IN右PWM信号
4S2IN左方向信号
5S3IN左PWM信号

MPC_CN2(電源ボードへ)
No.ピン名称方向内容
1VinINモータ用+7.2V電源
2GND-GND

MPC_CN3、4(モータへ)
No.ピン名称方向内容
1VoutOUTモータ用+6V電源
2GND-GND

関連文書