沼津高専 電子制御工学科
MIRSATLM 電源ボード基板取扱説明書
MIRSATLM-ELEC-1502
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2000.9.13 長澤 初版
A02 2001.03.13 長澤 仕様変更

目次

  1. はじめに
  2. 実装図
  3. 機能概要
  4. インターフェイス

・はじめに

本書はATLMMIRSに電源を供給するためのボードについて説明するものである。

電源ボードの実装図

・機能概要

電源制御ボードは、主に2つの機能を持つ。
1.各ボードの電源として+5Vの電圧を出力する回路。
2.非常停止スイッチ用コネクタにより、モーターの電源のみをカットする事を可能にする。



下図に構成図を示す。図中の1,2の機能について説明する。
1. 定電圧電源回路
+5Vの電圧を3Aまで安定して出力できる電源回路を構成する。
2.ON−OFF制御回路
駆動用の電源を、スタートスイッチでON、非常停止スイッチ用コネクタが導通することでOFFになるようにする。


図1.電源ボードのブロック図
各機能について詳述する。
1, 定電圧電源
 この部分では、MIRS上の全ての回路に電力を供給するための回路である。電源としては、ラジコン用の7.2Vのニッカド充電用電池を用いる。これはフル充電では8Vほどまであるが、そのうち電圧は落ちてくる。通常の定電圧レギュレータICを用いると、5Vを発生させる為には7V近く必要となり、これでは電圧が落ちてきた時に安定した電力を供給することができなくなってしまう。そのため今回は、抵損失のレギュレータ(最低入力電圧6.0V)を用いる。また、今回は3Aというかなり大きな電流が必要となり、ここではそれだけの電流を流しだす事が出来るようにする。

2, ON−OFF制御部
 この部分では、スタートスイッチが押されたら、モータに電力を供給し、非常停止スイッチ用コネクタが導通したら、それらをOFFにするための回路である。また。ドーターボードにそのON,OFFの状態信号を送信する機能も兼ねている。


・インターフェイス

電源ボードのインターフェイスをここに示す。

CN1、2(バッテリーへ)
No.ピン名称方向内容
1VinIN+7.2V電源
2GND-GND

バッテリーからCN1,CN2に接続して電源入力をします。



CN3(MPCへ)
No.ピン名称方向内容
1VoutOUT
2GND-GND

CN3からモーター駆動用電源である7.2Vを出力します。



CN4(ISAラックへ)
No.ピン名称方向内容
1VccOUT+5v
2GND-GND

CN4から回路系電源5Vを出力します。



CN5(ドーターボードへ)
No.ピン名称方向内容
1open open
2VsigOUTON/OFF信号
3GND-

電源出力の動作状況を示すON/OFF信号を出力します。



CN6(非常停止スイッチ用コネクタ)
No.ピン名称方向内容
1swsig outOUT 
2swsig inIN 

CN6の1,2ピン間にスイッチを接続することにより非常停止スイッチを追加することが出来ます。(1、2ピンが非道通になるとSTOP)





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