沼津高専 電子制御工学科
MIRS9802 Power Distributor基板改造仕様書
MIRS9802-ELEC-0003
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 1999.7.15 栗田 栗田 初版
A02 1999.7.16 栗田 栗田 寸法誤記訂正
B01 1999.10.1 栗田 栗田 図面誤記訂正
  1. 改造内容
    改造番号 追加部品 布線 改造内容
    1 3 3 本改造は強制停止スイッチを追加する。

    ここに、追加部品表を示す。    
    番号 品名 ドキュメント番号/商品名 E/C 数量 単位 備考
    SW3 スイッチ UB-16SKP1R(NKK) E
    1
      スイッチカバー AT-4074C E
    1
      スイッチカバー AT-4075R E
    1



    図1.実装図


    注意:外形図中の赤字が改造番号1の改造を示す。



    図2.改造回路図


    注意:回路図中の赤字が 改造番号1の改造を示す。

  2. 改造手順
    1. 図3の改造パターン図の○印の所に穴を開ける (詳細な穴開け位置は図4を参照)。 更に、改造パターン図のように四角くカッターで切る。
      半田面

      図3.改造パターン図



      図4.穴開け寸法図(半田面)(穴は全てφ1.0とする)


    2. 先ず、SW3の足を図5のように定義する(半田面から見た図)。

      図5.SW3の足

      また、CN5のピン配列は次のとおりである。

      図6.CN5のピン配列

      以上を踏まえて、表1の布線表に従って布線を施す。
      番号 FROM
      TO 備考
      1 CN5 1pin
      SW3(a)
      2 CN5 2pin
      SW3(b)
      3 CN5 3pin
      SW3(c)

      表1.布線表


      布線後テスタで導通を確認する。
      注意
      • 布線は部品の足から足に対して行うこと。パターンの 途中に布線をはんだ付けを行ってはいけない。
      • 導通の確認は必ず部品実装面のピン間で行う。
      番号 品名 ドキュメント番号/商品名 E/C 数量 単位 備考
      1 線材 単線銅線AWG#40-青 E 適宜
  3. 改造の確認
    標準MIRS 電源ボード基板試験仕様書に 準拠する。 勝敗判定装置を押す代わりに新たに取り付けた強制停止スイッチ を押す。

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