沼津高専 電子制御工学科
MIRS9801 タッチセンサ修理報告書 1
MIRS9801-ELEC-9007-A01
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 2000.2.18 島村 島村 初版

1. 目的

この報告書はMIRS9801のタッチセンサの修理結果を報告するものである。

2.修理理由

マシンのオーバーホール時に、前面タッチセンサで使用しているマイクロスイッチのほとんどが、感度が悪くなっていることを発見した

故障発生の報告日 2000.2.3 修理期間 2000.2.3

3.修理結果

    1.故障の原因の究明
      1.故障時の周辺状況調査
      • 部品故障時の部品の取り扱った人物や取扱い方法等を調べ、部品の故障原因となった周辺状況がないかを調べる
        結果→MIRS9801の前面タッチセンサは、精度の追求を重視してあるために、ある程度耐久性能を犠牲にしてあるが、
        度重なるポスト獲得動作の試験により、マイクロスイッチの金属板が金属疲労を起こしたのではないかと思われる。

    2.修理
       6つの前面タッチセンサ用マイクロスイッチの内、5つを部品交換の必要があると判断した。そのため、新しく部品を入手し、
      前面タッチセンサ用のパーツを作り直した。
    3.試験
      2.マイクロスイッチ―コネクタ間の導通チェック
      • テスターで調べる
        結果→問題なし
      3.マシン搭載後の動作チェック
      • マシンの組み立て後に試験プログラムによって動作試験を行った
        結果→問題なし

    4.故障の再発防止
    • この部品に関しては、故障が起こりやすいことを前提に設計したので、保守点検項目に入れてある。今回の修理も点検時に見つけた物であり、
      新たな対策を取る必要性も見うけられなかったので、現状の体制を維持する

    以上でタッチセンサの修理報告を終了する。

関連文書
  • MIRS9801回路基板製造仕様書(電源ボード製造仕様書)(MIRS9801-ELEC-2000)