沼津高専 電子制御工学科
MIRS9801 Power Distributorボード取扱い説明書
MIRS9801-ELEC-2003-A01
改訂記録
版数 作成日 作成者 承認 改訂内容
A01 1999.9.3 山本 島村
初版

目次

  1. はじめに
  2. 機能・性能
    1. 供給電圧
    2. スイッチ
    3. 表示
  3. インターフェース

1.はじめに

本ドキュメントは、Power Distributorボードの取扱い方法について説明する。

2.機能・性能

2.1 回路構成図

図1に回路構成図を示す。
図1より@からCのブロックの機能について説明する。
図1回路構成図

@ 定電圧電源回路
この部分は、MIRSのすべての回路に電力を供給するための回路である。電源としては、ラジコン用7.2Vニッカド充電電池を用いる。これはフル充電では8Vほどまであるが、そのうちに電圧は落ちてくる。通常の定電圧レギュレータICを用いると、5Vを発生させるためには7V近く必要となり、これでは電圧が落ちてきたときに安定した電力を供給することができなくなる。そのためこの回路では、定損失のレギュレータ(最低入力電圧6.0V)を用いている。また3Aという大きな電流が必要となり、ここではそれだけの電流を流しだすことができるようにしている。
A DC−DCコンバータ
この部分は、RS−232Cを使用するための電源となる。必要な電源は、±12V,100mAである。
 
B D/A変換部
この部分は、PWM回路からのPWM信号をモータを駆動させるためにアナログ信号に変える機能を持っている。 
 
C 電圧極性変換部
この部分は、PWM回路からの方向信号に従いモータにかける電圧の極性を変える機能を持つ。 

2.2 供給電圧

各ボードの電源として+5Vの電圧を出力する。
RS−232Cのための±12Vの電圧を出力する。
バッテリによって供給される7.2Vの電圧を6Vに落としてモータにかける。

2.3 スイッチ

メインスイッチ(ロック式)で電子回路部の電源供給をON/OFFする。
モーター駆動スイッチ(ロック式)でモータ駆動用電源をON/OFFする。

2.4 表示

赤色LEDでメインパワー投入状態を示し緑色LEDでモータ駆動電源がONの状態を表示する。

3.インターフェース

Power Distributorボードのインターフェイスをここに示す。
CN1、2(バッテリーへ)
No.ピン名称方向内容
1VinIN+7.2V電源
2GND-GND

CN3(VMEラックへ)
No.ピン名称方向内容
1V+OUT+12V
2GND-GND
3VccOUT+5V
4V-OUT-12V

CN4(I/O Subボードへ)
No.ピン名称方向内容
1VccINVcc
2S0IN右方向信号
3S1IN右PWM信号
4S2IN左方向信号
5S3IN左PWM信号

CN5、6(モータへ)
No.ピン名称方向内容
1VoutOUTモータ用+6V電源
2GND-GND

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