名称 MIRS2205システム提案書
番号 MIRS2205-DSGN-0001

版数 最終更新日 作成 承認 改訂記事
A01 2022.08.12 安間丈紘 牛丸 初版

目次


1.はじめに(背景・ニーズ)

日常生活に様々な変化が求められている
    ・遠隔授業やリモートワークなどのオンライン化
    ・三密を避けること
    ・対面での食事や会議の減少
    ・デジタル化             etc...

→そこで私たちは誰もが経験したことがある点呼に着目した

点呼は様々なところで行われているが、運輸業界の点呼を調べた

・運輸業界
→日本では法律によってトラックやバス、タクシーを用いた貨物及び旅客運送事業における点呼の実施が義務付けられている。運行管理者が対面で点呼記録簿を用いて行っている現状があったが、運輸業界ではIT点呼、ロボット点呼の実装が進んでいる。

IT点呼とは
  IT機器を用いて、運行管理者が離れた場所からでも画面を介した点呼を行うこと。

ロボット点呼とは
  運行管理者が行っていた点呼業務をロボットが行い点呼を自動化することである。また、ロボット点呼には条件付き点呼自動化と完全点呼自動化の段階がある。条件付き点呼自動化はロボットによる点呼実施継続が困難になった場合は運行管理者が適切に対応するものである。完全点呼自動化は点呼全体の最終判断もロボットが実施するものである。

2021年4月19日と4月23日に開催したセミナー「さよなら対面点呼・こんにちはリモート運行管理」参加者アンケートでは以下のような結果がある。


fig1.アンケート結果1


fig2.アンケート結果2


アンケート結果からロボット点呼を使う人が7割いたが[解禁されても使わないであろう]と答えた人が3割もいた。
この理由はコストがかかることやロボット点呼での実績がないことや信頼性が低いことなどが考えられる。また、ロボットでは人よりも時間がかかる場合がある、点呼確認できないときの対処法や細かな体調確認が難しいという点も考えられる。
IT点呼では9割の人が使うことに肯定的であった。
このことからデジタル化された点呼のニーズが高まっている。また、点呼を完全にロボットで行うのは難しい点もあるがメリットは大きいと考えられるため、導入予定の人もいる。

身近なところにある寮の点呼
 新型コロナウイルスの影響で寮生活にも様々な変化が求められている
   →安全な寮生活に欠かせない点呼に着目

寮生活における点呼の役割
・寮生の在室を確認
・健康状態を確認

現在の課題
・点呼に人がいないことが多い
・階、棟によって点呼の方法が異なる
   →声を出して点呼をするかどうか
   →点呼用紙を用いているかどうか
・公正な点呼が出来ていないことがある
・大きな声を出して点呼をすることが感染症対策の観点から好ましくない
・外出禁止時間に棟から出る人が多い etc...

また寮では以前、感染症対策の一環としてformsを用いたIT点呼を行っていたことがあった。
そのときは寮にいなくても点呼formに回答するだけで点呼に出席したことになってしまった。また、実際に体温を計っていなくても体温を入力して平熱であると回答することができるという課題があった。
寮でIT点呼を行っても点呼の役割を果たす事が出来ないことがここからわかる。
それに対して自動的に所在の確認、体温測定を行ってくれるロボット点呼であれば課題を解決し点呼の役割を満たすことができる。

ロボット点呼を行うことで
・点呼の役割を確実に果たすことができる
・寮生同士の接触がなくなり感染症対策を徹底することができる
・どの棟・階でも同じ点呼を行えるため、公平な点呼を実施できる
・点呼当番がいらなくなり負担が減る
などメリットもある。

ロボット点呼には難しい点もあるが、ロボット点呼のメリットは寮の課題に対して効果的である。

2.コンセプト


寮における点呼システムを統一・簡略化し安全・正確に実施するロボット



寮生を対象として、寮の点呼をロボット点呼にする。あらかじめ寮の廊下にラインをひいておき、ライントレース走行でスライド移動し各部屋の前で点呼を行う。
部屋の前に出ている寮生をカメラユニットからの画像認識と、学生証IDの読み取りで個人の確認を行う。そして、確認時に体温を測定する。点呼記録データを棟長・階長に共有し確認できるようにする。


3.プロジェクトテーマ

プロジェクトテーマは点呼とひよこを掛け合わせた
てんこっこ

fig3.プロジェクトロゴ


4.機能

・ライントレース走行により廊下をスライドし各部屋の前で点呼を行う
・カメラユニットからの画像認識による人の判別
・学生証を用いたID認識
 →2つの方法による点呼で確実にその場にいることを確認
・寮生の体温を把握し、正常な体温であることを確認
・データベースに保存し、棟長・階長が確認できる

5.外観イメージ


fig4.斜め

fig5.正面 fig6.横 fig7.上

6.開発項目

A. ・ライントレース走行
  ・カメラで人物を判別する
  ・学生証によるID認識
  ・赤外線センサによる検温を行い、ディスプレイに表示する
B. ・点呼記録をデータベースに保存し、棟長・階長が確認できるようにする
C. 

7.購入物品

table1.購入物品一覧表
物品名 型番 単価(税込み) 数量 価格(円) 商品URL
赤外線センサモジュール 4950 1 4950 販売ページ
ICカードリーダ 4308 1 4308 販売ページ
SF-20・20アルミ角材 未定





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