目次 MIRS1902 管理台帳 標準機製作報告 報告会資料


 
名称 MIRS1902 メカニクス 基本設計書
番号 MIRS1902-MECH-0001


版数 最終更新日 作成者 承認者 改訂記事
B01 2019.11.22 松﨑 稜,藤森 元太,露木 大雅 第1版

1.はじめに

本ドキュメントはMIRcarrieS Projectのメカニクス基本設計書について示したものである.

2.担当メンバー

MIRS1902のメカニクス担当メンバーを以下に示す.

伊藤 壮太,松崎 稜

3.機能概要

本機体の機能概要について説明する.

本機は自律走行型運搬ロボットであり,その目的は主に教員の運ぶ教材やノート類などを 教員に代わって目的地まで運搬することで教員の負担を軽減することにある.

全長1[m]にもなる巨大な機体を支えるのは,MIRS1902の特徴である大きなキャタピラである. 機体の移動は,このキャタピラにより行われる.

4.全体図

Fig.1 全体図
Fig.1 全体図

Fig.1に示したものがMIRS1902の全体図である.

5.本体各部名称

本機体の各部名称について説明する.Fig.1 全体図を参照する.

① キャタピラ:走行に不可欠な機構.悪路走行に最適.階段を容易に昇降可能にする.

② 階段昇降機構:この機構が下がることで機体を押し上げ,階段を上る準備を行う.本機体を持ち上げるほどの出力を実現する.

③ 収納ボックス:ノートやプリントを収納可能.盗難防止策や固定,安定性を追求する必要がある.

④ 制御ボックス:中にArduinoやRaspberry Piが入る.ここから機体全体に配線が施され本機体の制御が行われる.

⑤ ギアボックス:モータのトルク増幅.

6.寸法

本機体の寸法について説明する.

全体として,進行方向に1027[mm],幅468[mm],車体全高241[mm]で計画を進めている.

現時点で決まっている製作部品の具体的な寸法はキャタピラの各部品のみである.

7. 購入予定物品

今後の購入予定物品をTable.2に示す.
Table.2 購入予定物品
物品名 メーカー 型番 数量 単位 単価[円] 価格[円] 備考
セットカラー2穴付きタイプ SC1010CP2 モノタロウ 37733631 8 301 2408 https://www.monotaro.com/p/3773/3631/
リニアブッシュ LM10 モノタロウ 7231576 1 431 431 https://www.monotaro.com/p/0723/1576/
フランジブッシュ 80F-0605 モノタロウ 00460397 80 33 2640 https:/www.monotarou.com/p/0046/0397/
六角ボルト M6×45 モノタロウ 5517495 1 パック 561 561 https:/www.monotaro.com/p/0551/7495/
すべりま専用Ⅱ 600×1250 モノタロウ 6755052 1 852 852 https;//www.monotaro.com/p/0675/5052/
DCモータ RS-540SH モノタロウ 5263992 2 1285 2570 https://www.monotaro.com/p/0526/3992/
ベアリング 6200ZZ モノタロウ 9445152 8 129 1032 https://www.monotaro.com/p/0944/5152/
Cリング S-19 モノタロウ 5628235 1 パック 399 399 https://www.monotaro.com/p/0562/8235/
T型コネクタ(メス) 秋月電子通商 C-13422 20 50 2000 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-13422/
T型コネクタ(オス) 秋月電子通商 C-13421 20 50 2000 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-13421/
GWSサーボ S03T/2BBMG/F 秋月電子通商 M-01968 4 1200 4800 https://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-13421/
合計金額[円] 17693

8.各パートへのリンク

各パートのドキュメントリンクを以下に示す.

基本設計書(全体)
基本設計書(エレクトロニクス)
基本設計書(ソフトウェア)