名称 MIRS1901 システム提案書
番号 MIRS1901-DSGN-0001

版数 最終更新日 作成者 承認者 改訂記事
A01 2019.09.12 沼田/武田 初版

ドキュメント内目次


  • 1.はじめに
  • 2.コンセプト
  • 3.システム概要
  • 4.標準機からの変更点
  • 5.購入予定物品
  •   

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    1.はじめに

    このドキュメントでは、MIRS1901 Cocktailプロジェクトのシステム概要について示す。


    2.コンセプト

    我々の遊びは、日々多様化している。昔はアナログなボードゲームないし、外でスポーツに興じる他なかった。
    しかし、現代では違う。我々の多くは、休憩時間にスマホに触れている。
    子どもたちでさえ、回転寿司等の待ち時間に親のスマホで遊んでいるのを見かける。
    それほど、デジタルデバイスというものは遊びの一部として、我々の生活に溶け込んでいるのである。
    しかし、昼休みの小学生の遊びを見てみると昔と何ら変わっていない。
    前述したアナログ な遊びに勤しんでいる。
    最も、スマホが持ち込み禁止ということも大きいかもしれないが…
    これは、デジタルデバイスでの遊びが運動を伴わないということも大きいだろう。
    ならば、混ぜてしまえばいい。

    『プログラミングを、遊びの相棒に。』

    子どもたちが気軽に遊びの一貫としてロボットやプログラミングに触れられるものを目指す。

    【想定ユーザ】
    小学生とする。
    主に休み時間のお供になることを想定しているが、高学年になり授業の一環として触れることも活用の一例として挙げられる。


    3.システム概要

    3.1 全体の特徴

    3.1.1 特徴

    自由に上に乗っている部品とセンサの組み換えができる、プログラマブルロボットである。
    また、操作は別端末のアプリ上で行うことが可能である。

    3.1.2 ハードウェア

    ・上にのせるものは棒状のパーツを組み替えることによって自由な形にすることが可能
    ・また、それに合わせ自由な位置へセンサや装飾をつけられるようにすることが可能

    3.1.3 ソフトウェア

    ・プログラムを自由に組むことが可能。多様な遊びに対応できるとともに、結果的にプログラム教育にもなる。
    ・遊びを変えるプログラミングは端末のアプリ上で可能に。
      スタート、ストップをさせる他に、そのプログラムでどのような動きをするか大まかに表示させることが可能。

    3.2 組み換え一例

    組み換えの一例として、ストラックアウトと玉入れを組んだ場合のイメージ図を以下に示す。

    tama
    suto

    3.3 動作シナリオ

    1 ユーザーが遊びたい形にパーツを組み、欲しい位置にセンサや装飾をつける。
    ユーザーがアプリ上でプログラムを制作。

    2 アプリと機体をペアリング&プログラム転送

    3 アプリ上でスタートボタンを押すと、転送されたプログラムに記された動きを機体がする。

    4 プログラム上で決められた動きが終了するorアプリ上で停止ボタンが押されたら動作を停止


    4.標準機からの変更点

    標準機からの変更(追加開発)内容とその目的を示す。

    4.1 ソフトウェア

    内容 目的
    プログラムアプリ作成 機体の操作および動作の指定を行うため
    アプリとの通信 動作指定および機体操作内容を伝達するため
    組み換え対応動作プログラムの作成 指定された動作をできるようにするため

    4.2 メカ・エレキ

    内容 目的
    30cm程度のパイプを複数作成 組み換え用パーツとするため
    30cm四方のアクリル板を複数作成 組み換え用パーツとするため
    標準機と上物の結合部品の作成 組み換え用パーツとするため
    LEDバンドを複数作成 組み換え用パーツとするため


    5.購入予定物品

                                                            
    用途 物品単価数量備考
    組み換えパーツ タッチセンサ20910
    加速度センサ5001
    アクリル板7292
    塩ビパイプ20941mのパイプを3等分して使う
    (たとえば、ストラックアウト作成には12個用いる)



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