名称 MIRS1803 MIRS発表会用製品仕様書
番号 MIRS1803-DSGN-0003

版数 最終更新日 作成者 承認者 改訂記事
A01 2019.02.01 鈴木慧人 初版

ドキュメント内目次


1. はじめに

本ドキュメントは,平成30年2月2日に行われるMIRS発表会に向けたMIRS1803の製品仕様書である.
システム提案書やメカ・エレキ・ソフトの詳細設計等に記載されたものから,発表会・デモにおける見栄え等を考慮し,製品仕様を一部変更した.

2. 製品外観

製品の外観図をFig.1,Fig.2,Fig.3に示す.

画像1
Fig.1 製品外観_01

画像2
Fig.2 製品外観_02

画像3
Fig.3 製品外観_03


3. 各部名称

各部の名称をFig.4に示す.

画像4
Fig.4 各部名称


4. 基本仕様

開発予定の製品仕様をTable1に示す.

Table1 製品仕様
項目内容備考
製品名SCOPEスコープ
機体全高1110[mm]
機体全幅455[mm]
機体総重量8.92[kg]
走行速度0.3[m/s]
マイコンRaspberry Pi
Arduino Mega
電源駆動用7.2[V]ニッケル水素バッテリー(GFORCE 7.2V NiMH SPORT PACK)
制御用5[V]リチウムイオンポリマーバッテリー(SONY CP-F10LA)
通信方式Wi-Fi(MIRSMG3)
サウンド機能14mm 電子ブザー PBO4-SE12HPR(4000±500[Hz])
12mm 電子ブザー UDB-05LFPN(2300±400[Hz])
カメラ広角(120[°])フルHD(1920×1080)Webカメラ
センサ
()内は搭載個数
加速度センサ(1)
人感センサ(2)
超音波センサ(6)
点灯機能
()内は搭載個数
LED(10)
パトランプ(1)
不審者検知範囲機体から前後約5[m]・左右約2[m],±45[度]
注意本製品の機能を使用するには slack のアカウント登録が必要です.



5. 動作フロー

本製品起動後(プログラム実行中)の動作フローを示す.

画像5
Fig.5 メインループフロー
画像6
Fig.6 警備状態ループフロー
画像7
Fig.7 警戒状態ループフロー


6. 使用方法

本製品使用における使用方法を以下示す.

Fig.8 外装取り付け
Fig.8 外装取り付け


Fig.9 メンテナンスドア開戸
Fig.9 メンテナンスドア開戸


Fig.10 バネ圧縮
Fig.10 バネ圧縮


Fig.11 カムセット
Fig11 カムセット


Fig.12 カラーボール装填
Fig.12 カラーボール装填


Fig.13 メンテナンスドア閉戸
Fig.13 メンテナンスドア閉戸
開始手順
  1. 駆動用・制御用バッテリーを繋げ,警備場所へセットする
  2. 制御用バッテリーの電源を入れる(Raspberry Pi起動)
  3. 外装を取り付ける(Fig.8)
  4. メンテナンスドアを開ける(Fig.9)
  5. 押し棒をカラーボール側から押してバネを縮める(Fig.10)
  6. カムを押し棒の円盤に引っ掛ける(Fig.11)
  7. カラーボールを装填する(Fig.12)
  8. メンテナンスドアを閉める(Fig.13)
  9. 駆動電源を入れる
  10. メンテナンスドアを閉める
  11. Web SSHを起動し,Raspberry Piと接続する
  12. 非常停止ボタンをはずす
  13. 巡回プログラムを実行する

終了手順
  1. 非常停止ボタンを押す
  2. Raspberry Piをシャットダウンする
  3. メンテナンスドアを開ける
  4. 駆動電源を切る
  5. メンテナンスドアを閉める
  6. 外装を外す
  7. 駆動用・制御用バッテリーを回収し充電する





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