名称 | MIRS1801 メカニクス開発報告書 |
番号 | MIRS1801-ELEC-0005 |
最終更新日:2018.02.04
版数 | 最終更新日 | 作成 | 承認 | 改訂記事 |
A01 | 2019.02.04 | 高橋怜史 熊谷拓大 |
初版 |
本ドキュメントは、MIRS1801のメカニクス開発報告書について記したドキュメントである。
2段目はシャーシ1枚では強度に不安があったためシャーシを2重にした。そ の際に2枚目のシャーシに新たに穴を開ける必要があったため、fig.1の赤 枠ので示したところに新たにあけた。
最上段は非常停止スイッチの線とディスプレイのHDMIと電源ケーブルを配 線するための穴を開けるためfig.2の赤枠で示したところに新たにあけた 。
マグネットの磁力が予想以上に強く、接着部から取れてしまうことが多々あったためマグネットにビニールテープを貼り磁力を少し弱らせた。
収納スペースと同じ理由でドアのマグネットにもビニールテープを張った。
機体の外観を以下に示す。
購入した物品をtable.1に示す。また、総重量は11.22kgであった。
物品名 | 型番 | 価格 | 個数 | 小計 | 購入先 | URL |
---|---|---|---|---|---|---|
塩ビ板 厚さ2mm | ESS8800A | 2,294 | 2 | 4,588 | モノタロウ | リンク |
塩化ビニール板(透明) 厚さ1mm | 1×300×700 | 1,502 | 1 | 1,502 | モノタロウ | リンク |
強力・家具用マグネットキャッチ | MC-KM-S | 315 | 2 | 630 | モノタロウ | リンク |
ヒンジ | SRF02 | 2190 | 1 | 2190 | モノタロウ | リンク |
構想時よりも重量が増えた。これはシャーシを2重にすることで増えたものだと考えられる。
MIRS1801の機体の概観はほとんど一枚のアクリル板で構成されているがアクリル板の大きさは個々によってわずかな大きさの違いがある。大きさを示した表を以下に示す。
構成してるアクリル板は詳細設計では上底と下底は123.5mmとした。上記の表を見ると上底と下底でおよそ0.3mmほど誤差が出ている。実際機体全体としてみると一周アクリル板10枚で構成されているためおよそ3mmの隙間が詳細設計時に比べて増えることになる。これは概観としてはほとんど変わらないため許容できる誤差である。
バンパーは右辺と左辺ではさほど差はないものの角度が最大10°の差が出てしまっている。角度が大きいことでタイヤにバンパーが干渉することはなかったので許容できる誤差である。
収納スペースのドアはマグネットの磁力が大きいことからマグネットが取れることが多々あった。これはドアにマグネットをつける前に磁力を確認してからマグネットに処置をしてドアにつけるべきだと思った。
ディスプレイマウントはすべて3Dプリンタで作成した。solidwork上では質量は855gだったが実物は798gだった。構想時より軽い分には走行に支障はないので許容できる。また、このマウントは大きさの理由から1つの部品を2分割して3Dプリンタで出力した。その際にヒンジ用の穴を余裕めに取った。そのことからfig.6でもわかるように少し隙間が開いてしまった。しかしこの隙間によってこのマウントの強度が弱まることはないので許容できる。
名前 | CAD作成 | 組み立て | ドキュメント製作 | 合計[h] |
---|---|---|---|---|
高橋 | 54.5 | 28 | 31.5 | 113 |
熊谷 | 16.5 | 65 | 29 | 110.5 |