MIRS1601 管理台帳へ戻る
名称 |
MIRS1601 シャーシ詳細設計書 |
番号 |
MIRS1601-MECH-0002 |
最終更新日:2016.12.14
版数 |
最終更新日 |
作成 |
承認 |
改訂記事 |
A01 |
2016.12.14 |
松下 千紘 |
|
初版 |
目次
本ドキュメントは、MIRS1601のシャーシの詳細な設計についてのドキュメントである。
Figure 1 の青くなっている部品を作成する。
Figure 1. 製作部品
MIRS1601の小型化により、上下段シャーシを小さくする。
小型化に伴い面積あたりのスペースが減少した事を補うために中段シャーシ、BUS用シャーシを追加実装する。
ホイールを四方に配置する関係上、MIRSを従来の円形ではなく正方形にすることで、駆動系を四方にかつ対象に配置可能にする。また小スペース化することで必要になるスペースをシャーシの枚数を増やすことで確保し、かつより多くの部品を搭載させることを実現する。
シャーシは全て、厚さ3mmのアクリル板を使用し、教育研究支援センターでレーザー加工により作成する また、寸法公差はレーザー加工機による誤差±0.1mmとする。。
上段シャーシ
上段シャーシには、配線を通す用の 20 × 30 の長方形の穴を4個と、以下に示す Φ3 の丸穴20個と、Φ3.20 の丸穴16個を開ける。
(1) 超音波・赤外線センサマウント用の、Φ3.20 の丸穴2個を8セット
(2) 中段シャーシ連結用支柱(140mm)用の、Φ3.0 の丸穴1個を4セット
(3) カメラマウント用の、Φ3 の丸穴2個を8セット
(4) CPU、電源ボード、スピーカーマウント用の、Φ3 の丸穴4個
Figure 2 に、上段シャーシの設計図を示す。
Figure 2. 上段シャーシ設計図
中段シャーシ
中段シャーシには、以下に示す Φ3.0 の丸穴16個と、Φ50 の丸穴1個を開ける。
(1) 下段シャーシ連結用支柱(40mm)用の、Φ3.0 の丸穴2個を4セット
(2) 上段シャーシ連結用支柱(140mm)用の、Φ3 の丸穴1個を4セット
(3) バッテリー用シャーシと連結する支柱(40mm)用の、Φ3.0 の丸穴1個を4セット
(4) モータ、エンコーダとバスとの配線用の、Φ50 の丸穴1個ト
Figure 3 に、中段シャーシの設計図を示す。
Figure 3. 中段シャーシ設計図
下段シャーシ
下段シャーシには、以下に示す Φ3.0 の丸穴24個を開ける。
(1) モータマウント用の、Φ3.0 の丸穴2個を4セット
(2) エンコーダマウント用の、Φ3.0 の丸穴2個を4セット
(3) 中段シャーシ連結用支柱(40mm)用の、Φ3.0 の丸穴2個を4セット
Figure 4 に、下段シャーシの設計図を示す。
Figure 4. 下段シャーシ設計図
バッテリー用シャーシ
バッテリー用シャーシには、以下に示す Φ3.0 の丸穴8個を開ける。
(1) スペース確保(下段シャーシとの)用スペーサー用の、Φ3.0 の丸穴1個を4セット
(2) BUS連結用の、Φ3.0 の丸穴1個を4セット
Figure 5 に、バッテリー用シャーシの設計図を示す。
Figure 5. バッテリー用シャーシ設計図
沼津工業高等専門学校 電子制御工学科