目次

1. はじめに
   
2. モーター制御ボードの作成
   
3. FPGA回路の変更
   
4. 必要部品
   
5. 試験
   

1. はじめに

   
   本ドキュメントは、MIRS1404のモーター制御の詳細設計について記したドキュメントである。
   
   

2. モーター制御ボードの作成

   1. 回路図

      
      以下に今回作成したモーター制御ボードの回路図を示す。
      
      
      

   2. パターン図

      
      以下に今回作成したモーター制御ボードのパターン図を示す。
      
      

   3. 基板加工機用 mit ファイル

      
      
      モーター制御ボード回路　基盤加工データ
      
      
      

   4. 実装図

      
      以下に今回作成したモーター制御ボードの実装図を示す。
      こちらは素子が届き次第実装、図を載せる事とする。
      
      

3. FPGA回路の変更

   1. 概要

      
      今まで使用していた、TA7267BPは2つの入力信号から次のような制御を行っていた。

      IN1	IN2	OUT1	OUT2	モード
      1	1	L	L	ブレーキ
      0	1	L	H	正/逆転
      1	0	H	L	逆/正転
      0	0	ハイインピーダンス		ストップ

      
      新モーター制御ボードでは、次のような制御を行う。

      Q1	Q2	Q3	Q4	OUT1	OUT2	モード
      0	1	0	1	L	L	ブレーキ
      0	1	1	0	L	H	正/逆転
      1	0	0	1	H	L	逆/正転
      0	0	0	0	ハイインピーダンス		ストップ

      
      そのため、IN1・2　を入力として　Q1・2・3・4　を出力とするFPGA回路を設計する。
      
      

   2. 回路図

      
      変更前と変更後の回路図を以下に示す。
      
      
      
      
      
      
      
      

   3. シミュレーション

      
      シミュレーション結果を以下に示す。
      
      
      
      

4. 必要部品

   
   必要部品を以下の表に示す

   素子名	表記	型名	個数
   抵抗	R1,R2,R3,R4	330Ω	8個
   抵抗	R5,R6,R7,R8	100Ω	8個
   抵抗	R9,10	6.8kΩ	4個
   オープンコレクタバッファ	IC1	74LS04	2個
   フォトカプラ	IC2,IC3	TLP504A	4個
   ゲートドライバIC	IC4,IC5	MLP14700	4個
   MOSFET	Q1,Q2,Q3,Q4	IRFB3607PBF	8個
   コンデンサ	C1	10μF	2個
   コンデンサ	C2	100μF	2個
   コンデンサ	C3,C4,C5,C6	1μF	8個

5. 試験

   
   パターン図を印刷し、それを見ながら導通チェックを行う。導通が確認できたら印刷したパターン図に印をつける。
   また、余計なところが短絡していないかもチェックする。